教育研究上の目的

本学部は、人間の多様な営みにおいて使いやすく、安全かつ快適で、感動を呼ぶ建築や都市の空間及び環境の創造に寄与する研究を行うとともに、そうした創造的な活動やその成果を通し、社会に貢献する人材を育成することを目的とする。

教育目標

本学の教育目標及び本学部の教育研究上の目的等を踏まえ、建築学部建築学科では、建築学を構成する幅広い学問領域を網羅する教育体系を構築し、主体性と実践力をもって社会に奉仕できる建築の専門家を育成することを、その究極の目標としています。
現在、わが国は、度重なる災害、少子高齢化、環境問題、資源問題、エネルギー問題等の様々な困難に直面しています。豊かで持続可能な社会の構築のためには、幅広い教養と確かな建築学の基礎的知識、新しい時代に必要とされるこれまでの建築学にはなかった体系的な知識を、論理的な思考で自在に活用する能力が必要とされます。さらに、その実践においては社会的責任と倫理を常に自覚することが求められます。また、建築の専門家が国内外の複合的な領域で協働を行うためには、コミュニケーション能力を身につけていることも必須です。建築の専門家が生涯にわたり、社会の変化や常に刷新される技術に柔軟に対応するためには、自ら継続的に学習し続ける能力も身につけていなくてはなりません。

わが国の建築学は、教育内容はもちろんのこと、建築を生み出す創造力、建築を造る技術力、それらの基盤となる研究力のいずれにおいても世界のトップレベルを維持しています。建築に携わる者は、このような長い伝統の中で蓄積されてきた高度な日本の建築創造力・技術力を支える基礎的な専門的知識を身につけることがとりわけ重要ですが、それと同時に、今日のグローバル化した国際社会にあっては、一人ひとりが自立した建築の専門家として国際社会で生き抜くための幅広い視野や教養、さらには、自らの考えを主張するためのコミュニケーションやプレゼンテーションなどの能力が欠かせません。また、時代とともに変化していく様々な技術に対応するために、継続的に学習していく意欲と能力も併せて求められます。
本学科では、体系化されたカリキュラムを通して、学生に、建築の専門家として広く社会の発展に貢献するために必要な幅広い知識と、コース制に基づいた教育による専門性の高い能力の両者を共に身につけさせることを教育目標として定めます。