第一期中期実行計画
学校法人神奈川大学は、創立80周年を機に策定した学園の将来構想を実現するため、2010年4月に、6年後の「中期目標」を設定し、2015年度までに実施する具体的な項目を「中期実行計画」としてまとめ、推進して参りました。
策定から3年を経て、大多数の項目が既に着手されたこと、また、この間の社会状況の大きな変化により、これからの社会の変革を担う人材を育成する教育機関への期待が高まっていることを踏まえ、大学部門、附属学校部門、基盤整備部門の各検討部会において、2015年度までに取り組むべき具体的な課題について改めて整理し、「第一期中期実行計画改訂版[2013-2015]」としてとりまとめました。
中期目標
大学
約束します、成長力。―成長支援第一主義―
1. 強めます、世界への発信力。
- グローバルな研究の促進
世界の課題解決や日本文化の発信に貢献します。 - 海外との学術交流の拡大
アジアをはじめ海外機関との連携を深め、学生の留学や研修の受入・派遣、教員の交流をすすめます。 - 地域に根ざした教育・研究の推進
「神奈川学」の展開や産官学の連携を強化し、生涯学習や地域の課題解決の拠点となります。
2. 広げます、進路の柔軟性。
- 学部を越えた複数分野の専門関連科目の履修
副専攻制度の導入により、学部の専門分野以外でも、関心を持った分野を幅広く学べます。 - 基礎を学んでからの専攻分野決定
徹底した基礎教育の後に、専攻分野をじっくり選べます。 - 学ぶ意欲に応える先取り履修
大学・大学院一貫教育の導入により、じっくり選んだ専攻分野をしっかり学べます。
3. 高めます、実践力。
- 少人数・双方向型授業の充実
ゼミナールや卒業研究、対話型授業を徹底し、一人ひとりの発言力・思考力・対話力を伸ばします。 - 実社会に触れる機会の増加
初年次から社会体験や留学、インターンシップの機会を提供し、身近な問題から社会の課題を学びます。 - 「使える」英語力の強化
国際社会で活躍するために不可欠な“議論する力”を養います。
4. 進めます、多様な学生との交流。
- 多様な学生の学ぶ意欲をサポート
ユニークな入試制度の導入と奨学金制度の充実により、学びたい気持ちに応えます。 - グローバルな学びをサポート
留学生の受入れ体制の整備、日本からの海外留学・海外研修機会の拡大により、キャンパス内のグローバル化を促進します。 - 共に生きるための国際的教養の修得
自己を理解し他者を理解するための日本や世界の文化・歴史・宗教などの理解を深めます。
附属学校
生徒一人ひとりの成長を確かにサポート!
1. 伸ばします、個性。広げます、可能性。
- 生徒一人ひとりの個性を伸ばします
多様な科目選択と個別指導、かたよらないバランスの良いカリキュラムで個性の伸長をしっかりサポートします。 - 生徒一人ひとりの可能性を広げます
しっかりとした基礎学力、充実した内容の特別活動から一人ひとりの将来への可能性を広げます。
2. 高めます、実践する力。
- 情報化社会、グローバル化社会に適応した実践力を身につけます
“自己表現手段としてのコンピュータ”と“話す、書ける英語”の修得により、社会で必要とされる表現力を身につけます。 - 未来を見据えた進路指導で社会での実践力とは何かを考えます
職業観の育成から始まる進路指導で"学ぶこと""働くこと"の意識を高め、社会で活躍するために必要な力について認識を深めます。
3. 育みます、共生する力。
- 共学・共修の学校生活の中で、自然に共生する力を育みます
個性の尊重と異性への理解を学校生活のあらゆる場面で自然に育みます。
これが共生理解の出発点です。 - 共生への理解と意識を深めます
日本を知る校外学習、世界を理解する海外研修から共生への理解と意識を深めます。
- 中期実行計画改訂版 [2013-2015](2.38MB)
- 中期実行計画 [2010-2015](1.78MB)