2025年度事業計画

事業計画について

本学園は、2028年の創立100周年に向けて掲げた「将来構想」の実現に向け、2018年に「将来構想実行計画(2018-2028)」を策定し、2024年4月からは「中期計画(2024-2028)」に基づき、着実に各計画を実行することとしました。
毎年度の事業計画については、大学、附属学校、基盤整備の部門毎に計画を進めることとしています。(後掲「2025年度事業計画」参照。)
さらに、毎年度、将来構想実行計画において策定した学園の重点事業についても、毎年事業計画を策定し、着実に実行することで「将来構想」の実現を推進して参ります。

将来構想実行計画の重点事業における2025年度の計画

本年度は重点事業において、学修者の教育環境の整備、研究活動や社会課題解決に向けた取組みをより充実させます。さらに、創立100周年以降の学園を見据え、持続可能な財政基盤構築を目指し、中長期財政計画と実態との比較課題の明確化や新たな収入の獲得に向けた施策を検討します。

未来を創造する人材を育成する教育の進化

  • 教育目標の達成度を的確に把握し不断の改善活動を展開することで、学修者本位の教育の充実に向けた教学マネジメントを確立する。
  • ICTを活用した学修成果可視化システムを実装し、学生が自身の目標達成度を確認できるようにすることで学修意欲の向上に資する。
  • 研究支援体制の充実、研究成果公表支援体制の整備により、研究者の育成を推進する。
  • 地域・社会との連携強化により、多様に変化する社会に対応し、貢献できる人材を育成する。
  • 入試制度改革により、求める志願者像の獲得、入学者の質の維持および定員の確保に努める。

キャンパス新総合計画の推進

  • キャンパス新総合計画に基づき、横浜キャンパス13号館(体育館)等、体育・スポーツ施設の整備を推進する。
  • 2025年度以降に実施を計画している横浜キャンパス12号館および17号館プールの改修等を検討し、必要に応じてキャンパス新総合計画の見直しを行う。

Society5.0を見据えたダイバーシティの推進

  • DX化を推進しウェルビーイングの環境を整備することによりスマート社会の実現を目指す。
  • 多様性を尊重・受容する意識を醸成し、ダイバーシティ社会の創成に寄与する。
  • 脱炭素社会に資する人材育成、分野横断・融合による研究プロジェクト組成等、神奈川大学カーボンニュートラルトライアングルの実現に向けた取組みを行う。
  • SDGsの達成に貢献する取組みを強化し、それを支援する。

将来構想を推進するための財政基盤の強化

  • 競争力ある学園として永続的な発展に向けた財政基盤を確立するため、中長期財政計画(2018-2028)ステップ2で掲げた諸施策を実行する。
  • 中長期財政計画と実態との比較を行い、課題等を明らかにして施策を検討する。
  • 中期計画(2024-2028)で掲げた収入の多様化のための取組み(寄付金、外部資金の獲得等)を推進する。寄付金獲得に向けては、従来型の寄付募集だけでなく、新たなタイプの募金についても実施を検討する。

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