2024年度事業計画

事業計画について

2023年4月より、YOKOHAMAエリアに全学部が集結し、文系・理工系全ての学生が開港都市であるYOKOHAMAの地で学ぶこととなりました。2024年度においても、「YOKOHAMAの総合大学」としてのメリットを活かした様々な試みを展開し、豊かな学びの場を提供します。
これまでの歴史と伝統を大切にしつつ、「神大らしさ」を発信していきます。
また、2028年の創立100周年に向けて「将来構想実行計画(2018-2028)」に基づき、2024年4月からは新たに策定した大学、附属学校、基盤整備における「中期計画(2024-2028)」を推進し、魅力ある学園を構築します。

2024年度の本学園のキーワード

YOKOHAMAから新たな価値を創造し、未来を切り拓く人材育成

2024年度の主な重点事業

創立100周年に向けた将来構想実行計画(2018-2028)に基づき、これまで進めてきた中期計画(2020-2024)を見直し、2024年度は新たに策定した中期計画(2024-2028)について、学園全体が一体となって100周年に向けた施策を推進していきます。
新たな中期計画の初年度となる今年度は以下の4点を重点事業とします。

ガバナンス体制の確立

  • 改正私立学校法等の趣旨を踏まえ、建学の精神や学園の理念に基づき、本法人に最適なガバナンス体制を確立します。
  • 緊急事態を想定し、BCP(事業継続計画)を策定します。

学修者本位の教育の充実に向けた教学マネジメントの確立と教育プログラム等の充実

  • 学修成果を可視化するためのシステムを導入し、2025年度からの学生公開に向けて検討を進めます。
  • 学生が常に自分の到達度を確認し、学修目標の達成を実現できるよう、教育課程を見直し、体系的・組織的な教育課程の編成に向けて検討します。
  • 理工系大学院の在り方を協議し、研究所も含めた教育研究体制の充実を目指し、検討を進めます。
  • 「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の応用基礎レベルへの認定申請に向けた制度設計を進めます。

財政基盤の確立とキャンパス新総合計画の推進

  • キャンパス新総合計画、教育組織改革を踏まえるとともに、中長期財政計画に基づき安定的な財政基盤を確立します。
  • 建築学部開設に伴う教育・研究環境の整備を行います。
  • 体育・スポーツ施設整備として、横浜及び中山キャンパスの体育館の改修工事計画を進めます。
  • 湘南ひらつかキャンパスの売却について、優先交渉権事業者の選定を行います。

SDGsの推進

  • 学生・教職員による SDGs への取り組みを推進し、教育・研究・自治体・地元コミュニティとの連携をさらに強化することにより、持続可能な社会の実現、地域社会の課題解決に貢献できる人材を育成します。
  • カーボンニュートラル実現に向け、「教育」・「研究」・「施設」の3つの視点から、「神奈川大学ゼロカーボン・トライアングル」を推進します。
  • 現行法規に適合した安心安全なキャンパスを目指し、バリアフリー、耐震化等を進めます。
  • 業務効率の向上とコスト削減を目指し、ペーパレスを軸とした資料や申請業務のDX化を推進します。
  • DX化を推進し、新しいテクノロジーやデジタルツールの導入を通じて、事務環境における新たなアイデアやサービスを創出し、イノベーションを促進します。

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