2022年度事業計画
事業計画について
2022年度は、建築学部の開設に加え、2023年度に予定している化学生命学部・情報学部の開設、理学部理学科及び工学部応用物理学科の設置(いずれも設置構想中)に向けた理工系学部の再編等新機軸による教育組織の開設に向けた重要な年となります。
ウィズコロナの環境下においては、安心安全に教育研究活動を実施できるよう、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しつつ、これまでの経験を活かし、ハイブリッド型授業等を活用しながら、学生にとって安心・安全な教育研究環境の整備に努めます。
また、2023年度の理学部の横浜キャンパス移転に向けた準備を進め、理工系学部の再編に伴う横浜キャンパスの施設改修を着実に実施し、施設整備の全体計画となるキャンパス新総合計画の施策を引き続き推進してまいります。
重点事業であるキャンパス新総合計画の推進、新機軸による教育組織の構築等の各計画を推進するとともに、2021年度に開設したみなとみらいキャンパスでの新たな取り組みを進め、創立100周年、そしてその先を見据え、競争力を強化し、魅力ある学園づくりを進めます。今後の新たな取り組みにご期待ください。
2022年度の本学園のキーワード
「ウィズコロナに対応した教育・研究を実践し、学修者本位の教育を確立する」
2022年度の主な重点事業
2022年度は下記の様々な取り組みに挑戦しさらなる飛躍を目指します。
内部質保証体制の確立に向けた教育開発推進機構設置の検討
- 本学の理念、教育目標及び各種方針の実現に向けた各種計画の実施、及び実施状況の点検・評価を行い、継続的な改善・改革を推進し、教育の質保証に関する教学マネジメント体制を構築するため、教育開発推進機構設置の検討を進めます。
- 第3期認証評価の結果に基づき、学修成果の可視化等全学的な課題の検討を進めます。
- FDの調査研究、企画、調整、実施を充実させ、さらには大学の管理運営及び教育研究に関する資質向上のためのSDの取り組みを強化します。
ウィズコロナに対応した教育・研究活動の推進
- 徹底した感染防止対策のもと、面接授業を原則としながら、遠隔授業で得た技術・知見を活かしたハイブリッド型授業を科目の特性に応じて採り入れ、効果的な授業を行います。
- 学びの質の向上に資するため、DX教育への取り組みを進めます。
- 教学組織改編に併せてウィズコロナ時代に対応した施設整備を行います。
理工系教育組織の改組
- 2023年4月に理工系学部が横浜キャンパスに集結することを契機として、化学生命学部、情報学部及び工学部応用物理学科を設置するとともに、理学部を1学科制に移行(理学科の設置)します(いずれも設置構想中)。
- 建築学部を含む教育組織全体においては幅広い領域の学問分野を形成しつつ、基盤となる専門知識が近い分野毎に学部を構成し、学びの内容を明確にします。
- 気候変動、カーボンニュートラル、スマートシティ、SDGsやSociety 5.0等、複雑に絡み合う地球規模の課題を解決し、持続可能な社会づくりに貢献する人材を育成します。
将来構想の諸課題への対応
- 中期計画(2020-2024)に基づき、人文・社会科学系教育組織の改組に向けた検討を進めます。
- 大学と附属中・高等学校との密接な高大連携のあり方を検討します。
- 附属学校において、将来的な施設整備を見据えて総合的な検討を行います。
法人資産の有効利用
- 2023年4月以降の湘南ひらつかキャンパス利活用について具体的な検討を進めます。
- 法人が保有する資産のあり方について検討を進めます。
キャンパス新総合計画の推進
- 建築学部の開設に伴う施設整備を行います。
- 理学部移転に伴う横浜キャンパス既存建物の各種改修工事を行います。
- 理工系学部施設整備における計画を推進します。
- 体育・スポーツ施設整備について各種与件整理及び計画立案を推進します。
SDGsの推進
現行法規に適合した安心安全なキャンパスを目指し、バリアフリー、耐震化等を進めます。
【大学】
- 「SDGsへの神奈川大学のコミットメント」に基づき、SDGsへの取り組みをより一層強化します。
- 教育、研究、自治体・地元コミュニティとの連携をより一層強化します。また、学生、教職員によるSDGsへの主体的な関わりを醸成する取り組みを推進し、持続可能な社会システムの構築、地域社会の課題解決に貢献できる人材を育成します。
【附属学校】
- ジェンダーバイアスのない学校生活を実践します。
- 海外研修、海外協定大学推薦制度(UPAA)をより一層充実させるとともに企業家体験プログラムを含めた問題解決型の海外研修を導入し、グローバル教育を推進します。
- ICT教育と探究学習をより一層充実させ、Society 5.0の未来社会に必要とされる批判的思考、問題解決力、コミュニケーション力、コラボレーション力、自律的に学習する力を身に付けた生徒を育てます。
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