Kashiwagi Sho

柏木 翔 助教

2023年度所属
国際日本学部
国際文化交流学科
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専門分野

旅行者行動、VFR旅行、教育旅行、観光政策、デスティネーションマーケティング、マーケティング、観光経営

キーワード

Profile

出身地/神奈川県
生年/1987年
家族構成/妻
子供の頃の夢/プロ野球選手
尊敬する人/努力を継続できる人
愛読書/航空会社の機内誌
趣味/筋トレ、ランニング、ゴルフ、キャンプ、旅行
休日の過ごし方/夫婦で出かけること
好きな音楽/歌手やバンド問わず、好きな曲調がありますが、説明が難しいですね。
好きなTV番組/世界各国の情報を教えてくれる番組
好きな映画/『LION~25年目のただいま~』、『スター・ウォーズ』。
好きな著名人/原辰徳さん、イチローさん、三浦知良さん
好きな国/オーストラリア、暖かくて海がきれいな国

さまざまな角度から「観光」を分析し、データを使って観光地を盛り上げる。

観光地がもっと稼ぐために、何ができるか

私が考える観光マーケティングの目的は主に2つです。ある場所に対して、「どうすれば多くの人が来てくれるか」「どうすればお金を消費してくれるか」ということを考えています。ただ、この目的自体もよく考える必要があります。ある自治体と共同研究を行ったことがあるのですが、当初は「より多くの人に来てほしい」と考えていました。ただ、もともと人口があまり多くない自治体のため、急にどっと観光客が増えると、交通渋滞などマイナスの影響がいくつも出てくることが分かりました。そこで、目的を人数ではなく消費額に変更したのです。場所ごとに条件は異なりますから、その場所に合った目的を立てる必要があります。
この時に提案したのは「周遊型観光」です。有名観光地一カ所に人が集中していたので、関連付けた観光地を提示して、時間をかけて市内を巡ってもらうようにしました。また、あまりアピールしてこなかった「食」にもスポットをあて、新たな魅力を発掘しました。その結果、実際に消費額がアップしたのです。マーケティングは、数字ではっきりと結果が出ます。時にはそこが厳しいと感じることもありますが、結果が目に見えるというのはうれしいものです。
一口に「観光」といってもいろいろな種類があり、最近注目しているのはVFR(Visiting Friends and Relatives/家族や親族、友人を訪ねる旅行)です。生まれ育った場所や親しい人が住んでいる場所へ行くため、レジャー旅行とは違って急に観光客が増えることはありません。また、自身や周りの人がその土地のことをよく知っていますから、その場所にそぐわない行動をすることも少なく、旅行によって生じるマイナスの影響がとても少なくなります。「持続可能な旅行」として、これからの観光において大きな役割を果たすはずです。このように、さまざまな側面から観光を分析しています。

「主観」「客観」を意識して世の中を見られる人に

「国際観光論」という授業では、訪日外国人旅行者の特徴や変化を分析していきます。ただ、「外国人旅行者」とすべて一緒にまとめて分析することはできません。例えば韓国から日本へ来る方は1~2泊と短いかもしれませんが、はるばるブラジルから来る方は1週間またはそれ以上滞在する人も多くいるでしょう。行きたい場所も、食べたいものも、まったく違うはずです。分析をするにあたっては、このように対象を細かく分類していくことが必要です。
授業で意識してほしいのは、「主観」と「客観」を分けて考えることです。何か目標を達成したいと思った時、多くの人は自分のこれまでの経験に基づいた「主観」的な行動をすると思いますが、それだけでは不十分です。成功例などのデータに基づいた「客観」的な行動も大切です。ただ、人はどうしてもこれまでの経験や、自分の感覚で物事を判断しがちなので、「主観」と「客観」を意識するのは思っているよりも難しいことです。授業ではその訓練をしてみましょう。さまざまな視点から物事を見るクセをつけてほしいです。

世界のたくさんの人と出会って、視野を広げてほしい

私は20歳まで本当に勉強をしていなかったので、学生時代を振り返ると「もっと学んでおけばよかった」と思うことがよくあります。ただ、大学で憧れの教授に出会い、観光マーケティングという打ち込める分野が見つかってからは、がむしゃらに勉強してきました。旅行も好きだったので、さまざまな国を訪れたこと、留学をしたことは、かけがえのない財産になっています。一歩日本を出れば、日本の常識は非常識です。自分の「当たり前」がひっくり返る感覚を味わって、視野を広げてください。
学生時代は思ったよりもずっと短いです。ぜひよく遊び、よく学んでください。Play hard, Study hard!!

観光マーケティング・マネジメント研究室

課題発見能力、課題解決能力、英語運用能力の向上

私のゼミナールでは、観光に関するマネジメントやマーケティングの研究を行っています。具体的には、ホリデー(レジャー)、友人・親族訪問旅行(VFR旅行)、業務渡航、教育旅行など、様々な目的を持つ旅行者の行動や目的地選択要因、意思決定プロセス、満足度に影響を与える要因などに重点を置いて研究しています。また国内外の都市をフィールドとし、デスティネーションマーケティング、観光振興、インバウンド・アウトバウンド政策、若者の海外渡航などに関連する課題の発見及び解決をしています。上記の事柄を軸に、所属学生それぞれが自分自身の興味ある研究内容について、自ら課題を発見し、自ら解決し、それを論理的に説明する能力を高めています。

Photos

  • オーストラリアのクイーンズランド大学へ留学していた時に着ていたフーディーです。留学時は1週間で200ページ以上の本を読む宿題など当たり前で、ついていくのにかなり苦労しました。二度と戻りたくありませんが、あの時本気で頑張ったから今があるのだと思います。今でもよく着ています

  • オーストラリアで購入した世界地図「Upside Down World Map」です。南半球が中心となった地図を見たのは初めてでした。視点を変えると、物事の見え方がこんなにも変わるのかと驚きました。この地図に出会って以来、幅広い視野で物事を捉えることを意識するようになりました

SDGsの取組み

地域課題

SDGs・地域課題について

観光産業は、様々な産業の中でも人の存在が最も欠かせない産業の一つです。その人たちの働きがいや生活の質の向上が、観光産業の向上にもつながります。産業の向上とともに、重要な観光資源である自然環境や文化、街並み、祭祀の保護保全も促進されていくといえます。それがやがて観光産業を支える人のためになると考えられます。このサイクルのように、実社会に貢献する研究を行っています。

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