Seto Masahiro
瀬戸 正弘 教授
臨床心理士
Profile
生年/1966年
血液型/B型
家族構成/6人(息子3人、娘1人)
趣味/と言えるものはありません
子供の頃の夢/外科医(ブラックジャック!)
愛読書/大学生の頃は村上春樹さんの作品が好きでした
尊敬する人/両親と恩師
休日の過ごし方/家族と一緒にいる
好きな映画/ロバート・デ・ニーロ、ロバート・レッドフォード、ブルース・ウィリスなどが出演している映画をよく見ます
好きな音楽/ビートルズ、ピアノが使われている音楽(ピアノの音?)
好きなTV番組/ニュース番組
好きな国/外国にもあこがれますが、40代になって、やっぱり日本がいいかなとも思っています
その他/臨床心理士、スクールカウンセラーをしていました
ストレスを上手にコントロールするには、 原因-サイン-解消法を知ることから始めよう。
まずは自分にとってストレスの原因(種)が何かを知る
現代人の多くを悩ますストレス。ただし、それがどのような原因(種)から生まれるのかは人によってさまざまです。親子関係だったり、友人関係だったり、アルバイト先での人間関係だったり。単純に近所の騒音がストレス源になることだってあるでしょう。このように、イライラや不安の原因になる「ストレスの種」は、人それぞれ違うのです。さらに、その種からストレスを受ける度合いや、どのような症状として出てくるかも人によって異なります。体が強い人/弱い人がいるように、ストレスにも強い人/弱い人がいますし、ストレスを受けるとまず精神的に参ってしまう人もいれば、肌が荒れたり、胃が痛くなったりする人もいたりと、その症状もいろいろです。
私が担当する「人間科学専門ゼミナール」では、まず自分はどんなことにストレスを感じるか、また自分はストレスに強いか、弱いか・・・ストレスによってどのようなサイン(症状)が心身に現れるか・・・そしてそれを解消するためにはどのような技法があるか、というように、ストレスを上手に処理して心も身体も健康に生活するための方法を、実践的に学んで行きます。
体の力を抜くことでもストレスは解消される!
ストレスというと精神的なことと考えがちですが、実は体とのつながりも深く、一般的に体の力を抜く(リラックスする)のが下手な人はストレスに弱いと言われています。そこで、あなたがストレスを受けやすいかどうかを判断する簡単な方法を一つ、お教えしましょう。
まずは誰かと向かい合って立ち、相手に両腕を肩の高さでまっすぐ前に伸ばしてもらいます。次にその両腕を支えるようなイメージで、相手のひじの下に自分の手のひらを当てます。その時、あなたの手に重さはほとんどかかっていませんよね。そこで相手に「肩の力を抜いて」と言ってみてください。体の力を抜くのが上手な人の場合、あなたの両手のひらには相手の腕の重さがずっしりとかかるはずです。ところが力を抜くのが下手な人の場合、自分では力を抜いているつもりでも体が力んでいるので、手のひらにはほとんど重さがかかりません。次に同じことを自分でも試させてもらいましょう。相手の手にあまり重さがかからなかったら、あなたは体の力を抜くのが下手、ということです。
そういう人にとっては、床に横になって両手両足の先からゆっくりと力を抜いて行くだけでも、ストレス解消になるんですよ。
自分で体験・実感したことが大きな武器
臨床心理学、健康心理学といった学問分野では、知識や技法を臨床場面や社会で実際に活用することが重要視されます。また臨床の現場では、そういった専門知識・技法に加えて、日常生活の中で自分が体験したことや感じたこと、悩んだことなども大いに役立ちます。
私は以前、スクールカウンセラーや心理相談員をしていたのですが、自分自身にまだ子供がいない頃には、子供に関する相談に対してうなずくことはできても、それをリアルに実感をもって受け止めることは難しかったんです。けれども子供が生まれてからは、相談内容に実感をもって共感できるし、より具体的なアドバイスもできるようになりました。臨床心理士のような仕事を目指す人には、知識を身に付けるだけでなく、いろいろなことを実際に体験して行ってほしいと思います。臨床の仕事を目指す人にとっては、それは何より大きな武器になりますから。
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