Noto Masato
能登 正人 教授
Profile
血液型/A型
出身地/北海道
趣味/旅行、ドライブ、スノーボード、スキー、グルメ
子供の頃の夢/発明家
尊敬する人/学生時代の指導教員
休日の過ごし方/天気のよい日はふらっと外出、天気のよくない日はDVD鑑賞
好きなTV番組/バラエティ番組全般
好きな食べ物/おいしいものであれば基本的になんでも好き(寒い季節ならば特に牡蠣)
好きな国/ヨーロッパ各国。その中で強いてあげれば、料理とワインがおいしくて見所満載のフランス
プログラミングを学びながら、 論理的な思考力を身につけよう。
人間ならではの優れた能力とコンピュータの融合を実現するために
私の専門分野は「知能情報学」です。これはわりと新しい学問で、人間が持っている優れた能力(知能)を、いかにしてコンピュータに組み込んで実現させるかということを研究しています。
たとえば、たくさんの人の顔写真の中から、特定の1枚を探し出すとき、コンピュータではすべてのデータを読み込んでからマッチングするので、判断は正確ですが探索に時間がかかります。けれども、人間ならばわりとあいまいな情報でも、これまでの経験を活かしたり推理したりしながら、融通を利かせて比較的すばやく判断できます。こうした人間ならではの能力を融合させることで、コンピュータの有用性はさらに広がると思います。
現在、本研究室では、主にスマート農業や群知能アルゴリズムに関する基礎研究に取り組んでいます。まだ新しいジャンルですから、アイデア次第で研究テーマを自分なりに広げていくことも可能です。
頭を使って物事を考える人間としての基本的な力を養う
授業では、1年生を対象とした「プログラミング技法Ⅰ演習」を担当しています。言うなれば、この授業が情報処理の初めの一歩。実際にコンピュータとプログラミング言語(C言語やPythonなど)を使用し、エディタの使い方、コンパイルや作成プログラムの実行の仕方など、基本的な操作を行いながら、プログラミングの基礎知識を幅広く学んでいきます。プログラミングにすでになじみのある学生もいれば、まったく初めてという学生もいて、理解度に差が出やすい科目であるため、授業は複数のクラスに分けて、大学院生にも手伝ってもらい、受講学生一人ひとりに目が行き届くように、きめ細やかな授業を心がけています。
プログラムは物事をきちんと整理して考え、コンピュータに何をさせたいのかをしっかり伝えて、手順通りに作成していくものです。けれども、最近の学生を見ていると、少し厳しい言い方になりますが、物事を深く考えないで行動や発言をしていることがよく見受けられるのです。社会生活において、誤解によるトラブルを避けるためにも、社会的常識を持ち、状況を適切に判断し、自分の考えを正確に相手に伝えることが重要です。
じっくりと考えないとプログラムは作れません。社会に出てから困らないように、私の授業を通して、論理的な思考力という武器をぜひ身につけてください。
知能情報システム研究室
最先端の人工知能技術を駆使し社会に役立てる
主に人工知能分野における研究を行っています。身近なあらゆるモノがインターネットとつながる “Internet of Things (IoT)” な環境が前提となりつつありますが、こうした状況下において人工知能技術がいかに活用できるかについて考えています。 本研究室の主な研究対象として「エージェント」があります。エージェントとは、周囲の状況を判断し、自律的に行動する擬人化されたソフトウェアで、人間の代理として複雑な作業をこなしてくれる一種のロボットといえます。エージェントをより知的なものにするために、最近話題の「ディープラーニング」などの最先端の技術も活用していきます。このような未来の人工知能技術は、実現すれば私たちの生活をより豊かにできると期待されます。
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地域課題
SDGs・地域課題について