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2025.01.30

工学研究科 杜 世彦さん(能登研究室)がICSIM 2025で「Best Presentation Award」を受賞

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工学研究科工学専攻電気電子情報工学領域博士前期課程2年杜 世彦さん(能登研究室)が、2025年1月10日(金)~12日(日)にシンガポールで開催された国際会議「2025 The 8th International Conference on Software Engineering and Information Management (ICSIM 2025)」においてBest Presentation Awardを受賞しました。

テーマおよび内容

テーマ:「Wildfire Scene Recognition Based on Qwen2-Wildfire」

 

本研究では、軽量なマルチモーダルモデルを活用し、効率的かつ効果的な野火監視システムの構築を目指しました。今回、Qwen2-VL-2B-Instructをベースに微調整を行い、新たにQwen2-Wildfireモデルを開発しました。モデルの学習には、多様なマルチモーダルモデルによって生成された詳細なアノテーションを含む、厳選された野火画像データセットを使用しました。本提案モデルは、野火の検出に加え、具体的な場面描写を提供することにより、監視システムの効果を大幅に向上させることに成功しました。

コメント

この度、ICSIM 2025にてBest Presentation Awardを受賞する栄誉に預かり、大変うれしく思っております。この受賞にあたり、特に能登正人先生と李嘉誠先生には、論文執筆の過程で惜しみないご指導とお力添えを賜り、深く御礼申し上げます。この経験を通じて、大きく成長できたことを実感しております。この受賞を励みに、引き続き研究に尽力し、さらなる精進を重ねてまいります。