お知らせ
2024.09.17
工学研究科 杜 世彦さん(能登研究室)がICCIA 2024で「Best Presentation Award」を受賞
工学研究科工学専攻電気電子情報工学領域博士前期課程2年杜 世彦さんが、2024 IEEE the 9th International Conference on Computational Intelligence and Applications (ICCIA 2024)でBest Presentation Awardを受賞しました。
ICCIAは、計算知能分野における国際会議であり、この分野をリードする研究者が一堂に会して最先端の研究成果について議論を交わす場です。
Best Presentation Awardは、その発表の中で特に優れた内容と発表技術を兼ね備えた研究者に贈られる賞です。
テーマ及び内容
【テーマ】
Evaluation of Improved MobileNetV3-YOLO Models for IoT Devices by Fuzzy Multi-Criteria Decision-Making
本研究は、軽量な深層学習画像モデルを利用して、自然環境における火災の識別と被害軽減を目的としています。今回の研究発表では、YOLOモデルの構造を改良し、MobileNetV3-YOLOv8nおよびMobileNetV3-YOLOv10nという新たなモデルを提案しました。さらに、多基準ファジィ評価アルゴリズムを用いて、提案モデルと既存のモデルの性能を比較し、提案手法の有効性を検証しました。
受賞のコメント
この度は、ICCIA 2024においてBest Presentation Awardを受賞することができ、大変光栄に存じます。今回の研究を無事に進められましたのは、ひとえに能登研究室の皆様からいただいた多大なるご支援のおかげです。特に、能登正人先生と李嘉誠先生には、私の論文に対して格別のご指導を賜り、心より感謝申し上げます。この貴重な経験を通じて、私自身、大きく成長することができました。この受賞は、能登正人先生と李嘉誠先生の熱心なご指導のおかげであり、改めて深く感謝申し上げます。今後も、より一層研究に精進し、努力を重ねてまいる所存です。