Uchida Satoshi
内田 智史 准教授
Profile
出身地/埼玉県
趣味/今はない。強いて言えば、車の運転が好きなくらい
子供の頃の夢/バリバリ活躍するSE。どういうわけか大学に残ってしまい、夢は果たせず
休日の過ごし方/ほとんど仕事
好きな映画/ピラミッド(マイナーなので誰も知らない)
好きな音楽/ロック調のもの、布袋寅泰
好きなTV番組/プロジェクトX、NHKスペシャル
好きな食べ物/サーモン
日本のソフトウェア産業の未来を担う、 実社会で活躍できる人材を育てます。
学生自らが実用的ソフトウェアを開発
IT社会を支えているのは、様々なソフトウェアです。当研究室ではソフトウェアをいかに効率よく開発するかが研究のターゲット。理論的な側面よりも実践的な側面を重視して、実際に多くのアプリケーションを開発し、その研究成果をベースに取り組んでいます。
学生たちが生みだした数あるソフトウェアの中に、マスコミに「ユーザとなる学生が自ら構築した」として注目された「授業支援システムWebLec」があります。これは大学内の出席登録、リポート提出、アンケートなどを管理するもので、学生数約1万人くらいまでを対象に作動させることが可能なソフトです。開発した2003年以降、スピードや扱いやすさなどの改良を重ね、日々、進化する技術を取り入れながら、現在はWeb2.0という最新の技術を取り入れてリアルタイムで画面を更新していけるシステムを手掛けています。そうすることで、授業を遅延なく進めることができるというわけです。
次に考えているのは、我々はプログラミング教育をやっているので、個々の学生がどこまで理解できているかをちゃんと把握して、その人に最適な教育を自動的に提示していけるシステムというもの。学生たちにしてみても、自らが開発したソフトが実際に翌日には何百人というユーザに使われていることに一種の快感を覚えているはず。実にうれしいものです。その悦びの実感をまた次への取り組みの糧として頑張ってもらいたいと思います。
プログラミングに関する様々なコンテンツを提供
当研究室では4、5人のチームで5つに分かれて、各々が研究テーマを持って取り組んでいます。授業支援システムの他にも幾つかあって、ソフトウェアを開発する技術者を育成するシステム「e-Learningシステム」も手掛けています。これは私の講義する授業をネット上で視聴して、好きな時間に、何度でも解らない部分を繰り返しみられるなど効率よく学べるというもの。60時間分ほどを一般公開していますので、ぜひご興味のある方はご覧になってください。サーバがたまに故障すると視聴している企業の方などから連絡があったりするので、わりと役に立っているのではないかと思っています。
当学科の特徴に注目を
当学科の大きな特徴は3年生から研究室に属して専門的な教育を少人数体制でできることです。特に情報システム創成学科では1年生からプロジェクトベースドランニング、いわゆる問題解決思考型の教育があります。自分の力で考えてシステムを構築できる人間を育てていきたい、というのが当研究室の志すところであり、これは学科の授業内容ともぴったり合っています。
教育工学研究室
人間にとって使いやすい教育システムを開発
「最新技術を使った新しい教育・研究システムの開発」が私たちの研究テーマであり、C言語やJavaを用いて、人間にとって使いやすいWebアプリケーションの開発に取り組んでいます。主なテーマとしては、授業支援システム開発、e-Learningシステム、オブジェクト指向データベース開発論、ソフトウェア開発環境などが挙げられます。 授業支援システム開発では、授業の出欠、ミニテスト、レポート提出、履修登録などの管理を自動化することにより、担当教員の負担軽減やミスの減少などを図っており、現在PC教室を使った学内の授業だけでなく他大学でも運用を行っています。これらの研究活動に加え、情報処理技術者試験などの受験を通して、高度な学習を実践しています。
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地域課題
SDGs・地域課題について