Shindoh Susumu

進藤 晋 教授

2023年度所属
情報学部
システム数理学科
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専門分野

最適化、非線形解析

キーワード

Profile

出身地/山口県
趣味/ジャズやロックを聴く、推理小説などを読む
愛読書/『虚無への供物』
好きな映画/「2001年宇宙の旅」
好きな音楽/ジャズやロック。たとえば、Roland Kirk、King Crimson
好きなTV番組/ワールドビジネスサテライト

世界中のあらゆるところで考えられている 「最適化」を、理工学的な思考で深めます。

利益が最大、損失が最小となる「解」を突き止める

人間というものは、利益でいうと最大化すること、リスクや損失であれば最小に抑えることなど、自分にとって最も都合のよい状態を探りながら、予測し、行動を起こしているもの。いわゆる「最適化」を導き出しているわけです。そんな世の中に起きる、様々な事象を数学的にモデル化して、実際にその問題を解くにはどうしたらよいのかを緻密に理論づけて考えるのが僕の研究です。
最適化しようとしている事柄は、大小にかかわらず、世の中のあちこちで始終持ち上がっている問題。ある企業が原料を使って製品を作るとします。でも資源は有限であり、資金も無尽蔵にあるわけではありません。予算内で、いかに資源を割り振れば製品が数多く出来て、利益も生み出せるかを算出します。この時、何を優先するかで最適化は異なり、そんな色々な「解」が考えられる中で、最も適したケースを考えるのです。実際このようにして、最適化は世界中であまねく用いられている考え方なのです。
僕の今の興味は金融系の事柄。わが研究室の一番の柱になっています。当たるも八卦当たらぬも八卦、なんてところもありますが、必要以上の損失を被らないためにはどうすればいいかを考え進めていきます。金融問題は最適化問題としてアプローチできる問題が多く存在していることも見逃せません。
「最適化」の学問の中でも、僕自身が最も面白みを感じている部分は、求めた最適な解が、問題の微小な変化によっては最適でなくなってしまうことがある、そんな解の不安定な動きをその構造から探り“安定性”を解き明かしていくところにあります。

数学の学問が重なり合った複雑さに面白さがある

僕がこの最適化の学問を研究するようになったのは、この分野が解析、代数学、幾何学など幅広い数学の学問が重なり合って成り立っていて、いろんなアプローチが見いだせるのがとても興味深かったからです。さらに、折しも、この分野が飛躍的に進歩を遂げた1990年代に研究に携われていたことはとても幸運でした。
最適化を解く手順、アルゴリズムをプログラム化すると人間よりも遥かに早く正しい結果を導くことができる、それがコンピューターの強みです。そんなことを学ぶ、わが研究室の就職先というのはIT関連や金融業界がメインとなっていますね。のちに自身の資産運用を考える際にも役立てることができる研究ですよ。

オペレーションズリサーチ研究室

数学的なアプローチでサポートする手段を考える

オペレーションズリサーチは、会社経営や投資など、社会におけるさまざまな意思決定を数学的なアプローチでサポートする学問です。特に投資に伴うリスクの把握や投資対象となる企業の価値推定は、理工学の視点から見ても面白いものがあります。 社会にどのような問題があるかを知るための社会システムに関する知識、その問題を解決するための数学的能力、数学的手法をコンピュータに実行させるためのプログラミングなど、この研究室で学ぶ分野は非常に広範で、応用できる分野も多岐にわたっています。研究の進め方は学生の裁量に任せる部分が多く、自ら問題意識を持って積極的に取り組む学生は大きく成長できます。卒業生は、主にIT企業や金融業界で活躍しています。

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  • 最近、「最適化」の分野でも引用されることが多い、数学者GARDINGの「An Inequality for Hyperbolic Polynomials」(1959)という論文。ある集合の幾何学的特性について書かれてあり、今の時代に読んでも、なるほどと感心させられる

SDGsの取組み

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