Iwamoto Shizuo

岩本 靜男 教授

2023年度所属
建築学部
建築学科(建築学系)
関連リンク
専門分野

建築環境工学、建築設備

キーワード

Profile

出身地/東京都
趣味/DVD映画鑑賞、読書(推理もの・サスペンス)、車の運転(短距離でいい)
子供の頃の夢/博士
尊敬する人/師匠・故貝塚正光先生、父親
愛読書/隆慶一郎著『影武者・徳川家康』など、山岡荘八著『徳川家康』など、新田次郎著『武田信玄』、ハリー・ポッターシリーズ、『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』
好きな音楽/名探偵コナンの主題歌、モーツァルトの作品全般、プログレッシブ・ロック
好きな食べ物/麺類、野菜料理、魚料理全般など
好きな国/日本

建築の役割は人の活動を支えることであり、 建築学は私たち人間と密接な関わりのある学問です。

環境工学はよりよい環境づくりのための研究分野

「建築学」というと、おそらく多くの方が、建物の「設計・デザイン」を学ぶ学問だとイメージされているのではないでしょうか。もちろんそれも含まれますが、ほかに、建物の骨格である「構造」について学ぶ分野、建物の温熱環境・換気・照明・給排水・防災設備などを扱う「環境」、木材や鉄鋼材などの材料や建物の建て方を扱う「材料・施工」の分野があり、これら4つの学問領域が建築学の柱とされています。
私の専門は環境工学で、建物によってつくられる環境をよりよくしていくにはどうすればよいか探求しています。たとえば部屋の明るさを例に挙げると、日中は太陽の光で明るい部屋でも、陽が沈むと暗くなり照明が必要になります。このとき、その部屋にはどれくらいの明るさの照明が適しているか、といったことから考えなければなりません。また、一年中暑くも寒くもない部屋にしようとすると冷暖房を使用しますが、室温を何℃に設定すれば快適な部屋になるのか、といったことも同様です。年齢や性別が違えば明るさや暑さ寒さの感覚も違うため、そういったことも念頭に置きながら、実験や実測、シミュレーションを行い、人が快適に生活・活動するためのよりよい環境について研究しています。一般的には少し分かりづらい領域かもしれませんが、構造が建物の骨格なら環境は血や肉。なくてはならない大事な分野です。
建築の役割とは人の活動を支えることであり、どれだけ素晴らしい建物をつくっても、そこに人の営みがなければ意味がありません。そのため、建物を利用する人について理解する必要があります。つまり建築学とは、私たち人間と密接な関わりのある学問であり、建築を学ぶ面白さや醍醐味はそこにあるように思います。

大学時代に視野を広げ、しっかりと考えられる人に

大学進学時は、数学を専門に学びたいと思っていましたが、目指していた大学の受験に失敗し、漠然とした思いで建築学科を選択しました。けれど実際に建築の勉強を始めてみると大変面白く、故木村徳國先生の“建築とは空間を構成すること” という言葉に刺激を受け、次第に引き込まれていきました。そして、恩師である貝塚正光先生の講義で「環境工学」という分野を初めて知り、当時まだ誰も手をつけていない領域がたくさんあったこの分野に魅了され、貝塚先生の研究室に入りました。振り返って考えると、この授業を受けていなければ、ほかの分野を選択していたかもしれませんが、その後、学部から大学院に進んで研究を続け、今では学生の皆さんに教える立場になったわけです。ほんの小さなきっかけが、その後の自分の人生にこれほど大きな影響を与えるとは思っていませんでした。言ってみれば貝塚先生に引きずり込まれたようなものですが(笑)、私も皆さんに少なからず影響を与えられる教員であり続けられれば、と思っています。
皆さんには、何をするにもしっかりと考える人であってほしいと願います。仕事でも私生活でも、私たちは非常に多くの選択をしなければなりません。選んだ結果も大切ですが、何を考えて選んだか、という過程も大事です。特に仕事の場では、相手にその経緯を説明せねばならない場合もあります。物事をしっかり考えるには、広い視野をもつことが必要だと思います。視野を広げるためにも、大学時代には多くの人に出会い、多くの経験をしてください。大学の四年間は長いようで短いものです。ただ漫然と日々を送るのではなく、実りある時間を過ごしてほしいです。

[環境コース]建築環境工学研究室

暑くも寒くもない室内環境の実現へ

人と地球にとってよりよい建築環境を生み出すために、「暑くも寒くもない」室内環境の実現に取り組んでいます。建築物内外の気流分布や気温分布をシミュレーションによって求めたり、空調空間内の在室者の温熱感や快適感を予測したり、建物の空調設備や給湯設備による消費エネルギーを予測して省エネルギー性能や地球環境への負荷削減を評価したりすることが具体的な研究内容です。 私の研究室には、住宅の居間を模した空調実験室をはじめ、浴室ユニット、洗面台、キッチンシンクのある給湯設備実験室を備えています。大学院生を含め、研究室の学生は数値計算や実験による研究を自主的に進め、新たな発見をめざして日夜研究活動に積極的に取り組んでいます。

Photos

  • 愛用のノートパソコン「Panasonic Let’s note」の4台目。1996年の発売当時、その使いやすさに衝撃を受けて以来、ずっと使い続けています。ほどよい厚みやキーボードのタッチ感、ACアダプターの軽さ、トラブルがまったくない点などすべて気に入っています

  • 昨年、30年におよぶ喫煙生活にピリオドを打って禁煙に成功したのですが、見事に体重増加してしまいました。楽しみながら健康管理をするため、最近ハマっているのが「Wii Fit Plus」。日々1キロの増減に一喜一憂しています

  • 大規模講義室内の気温・気流分布

  • ファン付き空調服を着たサーマルマネキン近傍の気流の可視化

SDGsの取組み

地域課題

SDGs・地域課題について

Recommend

他の先生もチェック!