2025.12.03

工学研究科 尾崎佑樹さん(片桐研究室)が日本経営工学会2025年春季大会「Best Presentation Award」を受賞

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工学研究科 尾崎佑樹さん(片桐研究室)が日本経営工学会2025年春季大会「Best Presentation Award」を受賞

工学研究科 尾崎佑樹さん(片桐研究室)が日本経営工学会2025年春季大会でBest Presentation Awardを受賞しました。この賞は、当該学会全国大会における学生セッションの研究発表の中で、優秀な発表者に贈られます。

テーマおよび内容

「数理最適化を用いた大量調理現場における作業工程表の自動作成」

近年、食料品製造業では深刻な人手不足が問題となっており、作業の効率化が求められています。そのため、誰がどの工程を担当するのかを明確に示す工程表の作成が不可欠です。現在,現場では手作業に依存しており、自動作成が強く求められています。現場で使用される工程表には多くのルールが存在し、熟練者でも作成に多くの時間を要します。提案モデルは、従来モデルよりも約2400倍の早さで工程表を自動作成できました。

受賞のコメント

この度は、日本経営工学会2025年春季大会においてBest Presentation Awardを受賞でき、大変光栄に思います。研究に行き詰まることもありましたが、片桐先生のご指導と研究室の仲間の支えにより、最後まで粘り強く取り組むことができました。今後はこの成果を糧に、研究技術の社会実装を見据え、実社会の課題解決に貢献できるよう一層精進してまいります。