従来のモノづくりの教育を受け継ぎ、機械工学の主要科目である材料力学、機械力学、流体力学、熱力学、制御工学をしっかりと学びます。本学科の魅力は、1年次から「機械工学実習」を設け、機械解剖、メカトロデザイン、メカニカルデザインの授業など、実際に機械に触れながら学ぶことです。最初から座学で知識を詰め込むのではなく、本学科では「モノづくりがしたい」との思いで入学した学生のモチベーションを第一に考えてカリキュラムを設定し、実際にモノに触れて「何のために学ぶのか」という疑問や意識を自ら発見しながら学ぶことを大切にしています。
学科を超えた分野横断教育では、電気電子情報工学科と「知能ロボティクス」、応用物理学科と「宇宙理工学」の分野を学びます。ロケット工学やロケットエンジンなどの科目を新設するなど、本学科では、これまで通り、モノづくりの基礎をしっかり身につけることはもちろん、ソフトウェアやコンピュータ制御、カーボンニュートラルの実現につながる最新エネルギーなど、最先端技術に関する新しい分野までを網羅した魅力あふれる学びを実現します。