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2024.04.05
工学部物質生命化学科岩本享之さん(卒業生)が、表面技術協会第149回講演大会において第30回学術奨励講演賞を受賞
工学部物質生命化学科の岩本享之さん(松本研究室、当時4年生)が、2024年3月5日(火)に行われた「表面技術協会第149回講演大会」で「学術奨励講演賞」を受賞しました。若手会員の表面技術に関する研究を奨励する目的で30歳未満の会員(講演者)に対して授与される賞です。
テーマ及び内容
【テーマ】
「自己触媒型無電解Ni-Snめっき被膜の作製と耐薬品性の検討(8)~クラック防止のための浴組成の検討~」
コロナウイルス感染の広がりによって、人々が触る様々なものを殺菌する必要がある。それの殺菌に使う殺菌剤によって殺菌される部分が腐食してしまうという問題が生じてきている。松本研究室では、殺菌溶液に用いられる次亜塩素酸ナトリウム水溶液に対する耐薬品性を持つめっき被膜を開発している。その中でNi-Snめっきを無電解めっきすることで耐薬品性の被膜を実現している。しかし、Ni-Snめっき被膜の表面にクラック(割れ)が生じるため、Ni-Snめっき被膜の長期使用に問題があった。本発表では最適な添加剤をめっき液中に添加することによってクラックの発生を抑制し、Ni-Snめっき被膜の長期安定性を大きく改善することができたことを報告している。
受賞のコメント
4年生で行った卒業研究の成果を腕試しのためにポスター発表を行いました。卒業研究では良い評価が得られなかったので、今回の発表では準備を十分に行いました。また先生から楽しんで発表をする、楽しく聴講者と質疑応答をした方が良いというアドバイスをもらったので、実践しました。その結果、多くの聴講者がポスターを見に来てくれて、いろいろな質問・アドバイスをもらうことができ、1年間研究をやってきて良かったという充実感で発表を終了しました。最後にポスター賞をいただけたので大学生活の総決算として非常にうれしかったです。ご指導いただいた、先生・先輩・共同研究者に感謝いたします。
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