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2026.05.22
【受賞】 応用化学科松本 太教授らの研究グループが、一般社団法人日本材料科学会2026年度論文賞を受賞しました
本学部応用化学科 松本 太 教授が、一般社団法人日本材料科学会2026年度論文賞を受賞しました。
日本材料科学会(MSSJ)は、材料科学と材料工学の発展を目的とする学術団体で、金属・セラミックス・高分子・生体材料など多様な分野の研究者が参加している。年次大会で最新研究の発表・議論を行い、学会誌『材料の科学と工学』を刊行している。また、学会賞や論文賞、技術賞、奨励賞を通じて優れた研究者を表彰し、地域支部による講演会や若手育成活動を活発に展開している。

題目および研究内容
【題目】
「AlCl3-EMIC-トルエン浴から電析したアルミニウム被膜の表面光沢性に関するピリジン誘導体添加剤の効果:添加剤の分子構造と表面光沢性の関係」
学会誌『材料の科学と工学』61巻6号229-234.
【研究内容】
本論文は、アルミニウム(Al)電析における光沢性向上という長年の課題に対し、分子レベルの視点から体系的な解明を試みた研究である。特に、イオン液体系Al電析浴におけるピリジン誘導体添加剤の構造と光沢性の相関を、実験結果とab initio分子軌道計算の両面から詳細に検討した点は、従来研究には見られないアプローチである。
めっき液に加えられる添加剤の構造異性体に着目し、パラ異性体 > メタ異性体 > オルト異性体の順に成膜されたAl被膜の反射率が高くなるという明確な傾向を見出している。これは、ピリジン環のN原子が電極表面への吸着点として機能し、その電子密度が吸着強度および核成長の抑制に直接影響するという反応機構の理解ための重要な成果である。
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