行本 勢基 准教授
- 専門分野
- 経営学、国際経営論
経営学研究における新しい方法論の検討:
アクションリサーチ
ゼミでは、実際に企業や組織に伺い、直接関わることで、経済にまつわる事象の課題を発見し、改善提案をするアクションリサーチという手法を学びます。実践的な取り組みを通じて、社会をより良い方向に導くマインドと方法論を身につけることが目標です。そのために、先輩後輩が共に学び合いながら、思い込みをやめ、まずは何事にも疑問を持つ姿勢を大切にしてほしいと考えています。
ゼミのいろいろ見てみよう
経営学研究における新しい方法論の検討:
アクションリサーチ
ゼミでは、実際に企業や組織に伺い、直接関わることで、経済にまつわる事象の課題を発見し、改善提案をするアクションリサーチという手法を学びます。実践的な取り組みを通じて、社会をより良い方向に導くマインドと方法論を身につけることが目標です。そのために、先輩後輩が共に学び合いながら、思い込みをやめ、まずは何事にも疑問を持つ姿勢を大切にしてほしいと考えています。
髙橋 幹太さんに伺いました!
協調性が磨かれる行本ゼミ。
ゼミ生はみんな行本先生が大好きです!
「充実度」は他のどのゼミにも負けません!ゼミ活動を学生主体で行う大変さはありますが、主体的に活動しているからこその“やりがい”は、もの凄く感じることができます。時にゼミ生同士が分かり合えないこともありますが、それを解決するために話し合うことで協調性が培われます。
いい意味で「先生らしくない人」。ゼミ活動では、私たちと同じ立場に立って参加し、学生に寄り添ってくれる先生です。グループワークで行き詰まったときや、些細なことでもすぐ相談できます。とてもフレンドリーな先生なので、先生に魅力を感じてゼミに入ってくる人が多いです。
学内のインターゼミナール大会に出場し入賞したことです。行本ゼミは、このインゼミ大会に6チーム出場しました。そのなかで最優秀賞1、優秀賞2、奨励賞1の好成績を残すことができました。行本ゼミ生全員で取った賞です。みんなの努力が実を結び、喜びを分かち合った瞬間が最も印象に残っています。
模擬店経営を通じて管理会計を学ぶ
会計はビジネスの言語とも呼ばれ、ビジネス上のコミュニケーションに欠かせません。会計に関して研究をするのが、会計学という学問分野です。ゼミでは、会計学の分野の中でも経営者が活用する管理会計に焦点を当てます。管理会計は、企業の目標を達成するための戦略を実行する際に助けとなる会計です。管理会計を使って企業経営をどのように行うかを、神奈川大学の学園祭における模擬店出店を通じて実践的に学びます。
橋羽 佑樹さんに伺いました
グループワークが多いため、
自然と仲良くなり、
絆が深まるゼミです!
2年次演習や簿記、会計など尻無濱先生の講義を複数受講した中で、自分自身、もっと会計について深く学びたいと思ったのが尻無濱ゼミに進んだ理由です。先生はとても優しく、親しみやすいです。授業の準備や計画がしっかりしているので、学生の一人としても、不安に感じることがなく学ぶことができています。
ゼミのメイン活動、学園祭での模擬店出店です!グループに分かれて、4月から準備をスタート。飲食店を出店するにあたり、提供メニューの決定後、材料費を抑えながら味わいにもこだわりました。その結果は大好評!事前に設定していた売上や利益目標を大幅に超えることができ、大きな達成感を得ました。
夏合宿や模擬店出店で、互いに協力し合うことの大切さを実感。またゼミ長として、スケジュールを管理することや、さまざまな意見を調整しながらひとつにすること、周りの意見に耳を傾け、ゼミ全体をまとめながら統率する力や行動力が培われたと感じます。
経営の境界を越えた、多様なアプローチで社会をデザイン
私のゼミでは、「創造的である」以外の制約はありません。商業的、業務的な価値だけでなく、人間的で豊かな生活、持続可能な社会のために個人的な価値、社会的な価値など、価値のさまざまな側面を認め、それらの価値の維持に経営が必要だというスタンスをとっています。グループプロジェクト、または個人プロジェクトでの取り組みを通して、技術・デザイン・経営の境界を意識せず多様なアプローチで価値の創造を行い、より良い社会をデザインしていきます。開発したシステムを企業に提案し採用された学生、障がい者の方のためのものづくりを行っている学生、起業のためにアプリ開発をしている学生、循環型経済について学んでいる学生、ハムストリングの負荷の可視化デバイスを開発している学生、ストローの役割を根本的に考え直している学生、3Dプリントを組みこんだ絵画を制作している学生、VR空間上でのビジネスを考えている学生など本当にいろいろな学生がいます。「売れるものをつくる」という考え方より「必要なものは何か」「欲しいものは何か」「何をしたいか」という情熱を優先します。
服部 真恋さんに伺いました
頭の中で漠然と描いたことを実現する。
この成功体験が、自分を成長させる。
1・2年生の時にX-Businessプログラム(XBP)を履修していました。XBPではプログラミングや3Dプリントといったさまざまなテックの基礎が学べ、自分の興味関心を広げてくれます。XBPの担当教員の一人が道用先生で、自分が抱いた関心を「自由」に表現させてくれる場と感じ、ここで自分を成長させたいと思いました。
発想がフレキシブルで、クリエイティブなところです。日常生活に根ざした実践的な学びを生徒同士が共有し、日常の中に潜む些細な工夫に着眼する素養を養ってくれます。また相手を尊重し、自分を表現できる人たちが集まっているので、さまざまなアイデアが生まれる可能性も秘めた場です。
廃棄物の再利用方法を考えるサーキュラーエコノミーの活動です。コロナ禍で使用されていたアクリルパーテーションなどを、何かに使えないか模索して作品・製品に生まれ変わらせることができました。作品が評価されたことも嬉しかったです。
マーケティング・コミュニケーションや消費者行動に関する研究
私たちのゼミでは、マーケティング・コミュニケーション、消費者行動、ブランドについて学んでいます。映画や小説、アニメに代表される物語、ブランドの世界観、サブカルチャー、ファン心理などのテーマで研究をしています。ゼミではリサーチクエスチョンを見つけるために、先行研究をじっくりと読みます。アンケートを通してデータを集め、統計解析ソフトを使って分析をするためのスキルを身につけます。また、発表のためのプレゼンテーションスキルも身につけます。研究成果は学内外で発表を行っています!
齊藤 舜さんに伺いました
学生思いで優しい津村先生。
物語や世界観、ファン心理に興味のある方はぜひ!
元々、サブカルチャーに興味がありました。ゼミの説明会で聞いたファンの心理行動(ファンダム)について、とても研究したいと感じたこと。またゼミの先輩たちの仲の良さや、先生の親しみやすさに 魅力を感じたのが所属の理由です。
この分野に興味がある方にはおすすめのゼミです!
夏の合宿です。経営学部主催のインターゼミナール大会の出場にむけて、熱海で2泊3日で合宿を行いました。進捗を発表し合い、先生にアドバイスをいただきながら研究を進めました。休憩時間にボードゲームを行ったり、夜に花火をしたり、楽しいことも沢山ありました。合宿を通して、ゼミ内での雰囲気がもっと良くなりました。
グループワークが多いので、協調性を高めることができたと思います。思ったことを自分の中に留めず、すぐに自分の気持ちを伝えることで、自分の思いや考えをグループ内で理解してもらうことが大事だと、グループワークを通して学びました。
実際にスポーツに触れながら、スポーツ文化の醸成を考える
本ゼミでは以下の2つの研究課題に沿ってゼミ活動を進めています。
①健康の維持増進を目的とした身体活動やライフスタイルについて ②スポーツ文化を醸成する「する」・「みる」・「支える」を考える
この2つの項目を中心に学生が興味を持ったテーマについて調査・発表を繰り返しながら研究を進めています。ゼミの内容はグループワークが中心となり、授業内であまり体験したことのないスポーツにも触れ、体験する機会を設けています。また授業でのゼミ活動だけでなく、現在実際に行われているスポーツイベントにも積極的に関わり、各種イベントを支えるために必要な体験や継続的にイベントに関わるための活動も実施しています。
齋藤 陽さんに伺いました
自分たちの頑張り次第で、
活動の場を広げられるのが魅力!
スポーツイベントを自分たちで実施したり、イベントスタッフとして学外活動に参加するなど、1年を通してイベントに関わる機会があり、子どもから高齢者まで多くの人とつながりが持てるのがゼミの魅力のひとつ。自分が初めて踏み出す場でも恐れず自ら行動する力が身につきます!
親しみやすく、学生みんなと真剣に向き合ってくれる情熱のある先生。ゼミ生は、さまざまな種目のスポーツ経験者揃いですが、多くの人が、これまで触れてこなかった分野の体験に参加する機会を与えてくれます。それらの活動を通して、スポーツをする、みる、支えるなど、さまざまな観点で捉えることができています。
注目のARスポーツ“HADO体験”をオープンキャンパスで高校生を対象に実施したことです。設営、ゲーム進行、実況など私たちだけでうまくできるか不安もありましたが、当日は柔軟に対応することができました。参加した高校生たちの楽しそうな姿が印象に残っています。
(国際)地域の社会課題を考えるプロジェクト
あなたが今日食べたものは何ですか。その食材はどこから来ていますか。食料自給率やフードロス、農業の担い手不足など、「食と農」を取り巻く課題は日本だけの問題だと思っていませんか。なぜそれらについて考えることが大切なのでしょうか。知花ゼミでは社会課題を考える探求型学習を行います。現在のテーマは「食と農」です。みなさんが日頃何気なく手にしているモノや今の日本で起きている問題が、国際社会で起きている事象とどう関連しているのか、ゼミ活動を通して現代社会が抱える課題やそのスケールと多様性を学び、当たり前と思っていた世界の見方や事象に新たな問いを立て、掘り下げていく取り組みをします。
岩崎 小紅さんに伺いました
学生を導きながらも、学生目線にも立てる、
知花先生は私たちに近い存在です。
1年時に参加したFYS(First Year Seminar)の担当が知花先生だったのですが、先生の価値観や生き方がとてもおもしろく魅力的で、もっと学びたいと思ったのが理由です。実際のゼミでは、国際的な視点から経営のことだけでなく食や地域復興といった問題に目を向ける体験ができました。
どの活動にも自主性を求められるところです。さまざまな活動を行いましたが、課題発見から施策を考えるところまで学生が中心となって活動します。4、5人のグループを組みますが役割を決めてから行うので、個人が自主性を持って活動しやすいところが知花ゼミの魅力だと思います。
神奈川県足柄上郡の大井町と提携して町の復興の政策を考えたことです。政策を考えるにあたり町の理解を深めるため、田植えと稲刈りの体験をし、役場でお話を伺いました。学外に出て実際に体験をすることで、私たちを取り巻く生活の中に色々な繋がりを発見することができました。
ビジネスプランの作成
大田ゼミではビジネスプランの作成を通じて、会計学領域について基礎的な知識を習得することを目指しています。2〜4名のグループを作り、各グループでビジネスプランを検討することになりますが、採算が取れるようにするためにはアイデアだけで乗り越えることは出来ないので必然的に財務諸表分析や事業戦略、利益管理、予算管理など経営の意思決定に役立つ知識の必要性に気が付くことになります。ゼミでは教科書の輪読ではなく、事業計画書作成の進捗度に応じて必要な知識について学んでいきます。ビジネスプランの発表の際には銀行や税理士、公認会計士などの専門家に審査員をお願いし、実践的なコメントをもらうことができます。
千葉 健士朗さんに伺いました
学生が自由に学び合える、
大田先生の包容力とオープンマインド。
会計という専門分野への深い興味と、グループワークを通じて新規事業のビジネスモデルを考える独特のアプローチに魅力を感じたからです。ゼミでは、会計の基礎知識を応用しながら、実世界の問題に対する革新的な解決策をチームで模索します。ただの理論学習を超えた実践的な学びの場があります。
このゼミの最大の魅力は、学生主導で進められる自由で、ダイナミックな議論の場があることです。先生は私たちの案を尊重し、さらなる発展のための洞察を提供してくれます。多角的な視点から問題を掘り下げることで、深い理解を得ることができます。
新しいアイデアや計画を考える際に、机上の空論になっていないかを検証するようになりました。会計というビジネスの根幹をなす分野で学んだことは、現実的な視点を持つことの重要性です。会計の知識を応用してビジネスモデルを考える際、実現可能性と財務の健全性を重視することが、ビジネス成功の鍵であると学びました。