キャリアショップシステム(専門科目群)で学んだ知識を活用し、現代ビジネス社会の諸問題を発見・解決する経営学部の特色あるプログラム(特プロ)。
自分のキャリア形成に合わせた、より実践的な知識・スキルを身につけることができる3プログラムを用意しています。
※2つ以上の特色あるプログラムを修了することはできません。

X-Business (エクス・ビジネス)プログラム

企業・社会の課題を創造的に解決するスキル・考え方を学ぶ

このプログラムは将来、社会起業家(社会課題を事業により解決する人)や独創的なアイデアを持った起業家、ベンチャー企業やスタートアップ企業への参画、企業での商品企画等、世の中に存在する問題をクリエイティブに解決するキャリアを考えている学生に向けたプログラムです。

国際ビジネスコミュニケーション(IBC)プログラム

国際的に活躍するために不可欠なコミュニケーション能力を養う

国際ビジネスコミュニケーション(IBC)プログラムは、留学を念頭に置き、4 年間かけて平易なレベルから段階的に英語を使って国際社会や国際ビジネスについて学びます。語学力に加えてこれからのグローバル社会を生き抜くために必要な批判的・創造的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力を身につけるプログラムです。

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プログラム

国際ビジネスコミュニケーション (IBC) プログラムは、継続的な成長支援を行うことで、国際ビジネスに必要な英語力を身につけるプログラムです。留学を念頭に置き、4年間かけて段階的に英語を使って国際社会や国際ビジネスについて学ぶことにより、語学力はもちろん、これからのグローバル社会を生き抜くために必要な批判的・創造的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力を身につけます。
「Pre-IBCコース」と「IBCコース」の2つのコースがあり、いずれかのコースを修了した学生には卒業時に修了証 (Level A/Level B/Level Cのいずれか)が付与されます。

カリキュラム

学修のステップ

各ステップ内容の説明

STEP 1
仮出願【1年次4月】

プレイスメントテストを受け、基準点をクリアした学生は、テストの得点に応じて「Pre-IBCコース」または「IBCコース」に仮配属されます。

STEP 2
英語科目(共通教養科目)の履修【1年次前学期】...英語科目を週4回受講

英語で専門講義を受けるために必要な基礎的アカデミック・イングリッシュを身につけます。

STEP 3
本出願【1年次7月】

プレイスメントテストを受け、一定の成績を修めた学生は、1年次後学期から「Pre-IBCコース」または「IBCコース」に本配属となります。

STEP 4
英語科目(共通教養科目)の履修+TOEFL ITP®【1年次後学期】
...前学期同様に英語科目を週4回受講、TOEFL ITP®にチャレンジ

アカデミック・イングリッシュを発展させ、 1年次終了までにTOEFL ITP®にチャレンジ。「Pre-IBCコース」では380点以上、「IBCコース」では450点以上を目指します。(TOEFL ITP®の受験は学内実施あり)

STEP 5
経営学部専攻科目(プログラム科目)履修
  • Pre-IBCコース【2年次前学期】...「Pre-IBC演習」を履修し、国際ビジネス・経営・国際社会の諸問題についてやさしい英語で学びます。
  • IBCコース【1年次後学期以降】...留学プログラム参加前に「IBC Bridge」と「IBC演習」をセットで履修。英語科目と英語で開講される専攻科目(EMI科目)の橋渡しとして、英語で国際経営の理論を学びます。
STEP 6
留学プログラム参加
  • Pre-IBCコース...SA (スタディー・アブロード) プログラム (経営学部短期留学プログラム) に参加し、春休みもしくは夏休みに留学体験。C認定
  • IBCコース(A認定に向けて)...中長期間の留学プログラム(全学派遣交換留学プログラムもしくは経営学部「中長期留学プログラム」)に参加します。
STEP 7
IBCコース...英語で開講される専攻科目(EMI科目)履修
(A・B認定に向けて)

経営学部で開講されている「英語で」専門分野について学ぶEMI(English-Medium Instruction)科目を5科目(10単位)以上履修のうえ単位修得します。この科目には、交換留学生も参加するので、海外に留学しなくても、英語で学修・国際交流をする機会が多くあります。また留学から帰国後も英語力と英語を用いた専門知識の維持・増強を続けます。なおIBCプログラムでは、国内での単位修得(留学なし)でもプログラムの認定が得られます。
→EMI科目10単位以上修得+中長期留学なしB認定
→EMI科目10単位以上修得+中長期留学ありA認定

育成する人材

  • グローバルなビジネスの現場で活躍できる人材
  • グローバルな視点をもって国際社会の課題を解決する人材
  • 国際交流や途上国支援に取り組む人材
  • 国際感覚を生かして平和に貢献する人材

本プログラムを履修した先輩たちの声

米国留学中の伊藤さん(右下)

伊藤じゅりあ さん
派遣先:ノースウェスタン州立大学(米国)
留学期間:5か月

留学を通じて、英語力の上達はもちろん、プレゼンテーションをする機会や英語でのディスカッションの機会も増えたので自分の意見をどのように伝えられるかなど沢山成長できたと感じています。
学修面以外では、初めての寮生活で周りに日本人がほとんどいなかったので英語やスペイン語のみに囲まれ生活をしていくなかで、沢山の大切な友達に出会う事もできました。勉強面で苦労する部分ももちろんありましたが、友達の皆が助けてくれたおかげでとても楽しい5か月を過ごす事ができました。
プログラム内で英語でプレゼンテーションを行ったり、executive summary を書いた事がのちの留学で役に立ったり、自分と同じように留学に行きたい仲間たちとお互いを高め合う事が出来たのがとてもよかったです。
不安要素は沢山あると思います。でも必ずどうにかなります!説得力はないかもしれませんが、留学先で得られる事はとても大きいですし、何より本当に楽しいです。一歩勇気を出して後悔はないと思います。頑張ってください!

  • グローバル化が進むビジネスの場において、日本語しかできない人材の需要は英語ができる人材より低い。英語ができて当たり前という時代が来る前に大学で実践的に学べたことはとても良かった。
  • 留学に向けて語学力の向上のみならず異文化理解や経営学についても学ぶことができた。
  • IBCを選択して本当に良かった。お互いを高めあえるいい仲間に出会えるし、新入生全員にお勧めできる。
  • 英語に対する興味があっただけでIBCプログラムをとったが、参加したことによって、より英語に対する理解が深まり、英語を好きになることができた。

担当教員からのメッセージ

IBCプログラムは学生の成長を全力でサポートします。最初から高度な英語力を持っていなくても大丈夫です。IBCプログラムを通じてこれからのグローバル社会を生き抜くために必要なスキルを身につけ、世界とつながり、生きた国際経営を学びましょう!

マネジメント体験プログラム

新しいビジネスの発想からまちづくりまで、「体験」からマネジメントを学ぶ

このプログラムは、創造的ビジネスパーソン育成を目的とした実践型科目です。専攻科目の中でも特に「マネジメントショップ」を中心に、学修した知識を社会の諸問題解決に生かしていくスキルを身につけることを目標として、マネジメントに関する諸問題を体験的に学修できるように2 つのコース(ベーシックコースとアドバンスコース)が配置されています。

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プログラム

このプログラムは、頭と体を動かしながら経営学を学び、創造的ビジネスパーソンを育成する実践型科目です。マネジメントに関する諸問題を体験的に学修できるように2つのコース(ベーシックコースとアドバンスコース)が配置されています。マネジメント体験プログラムでは、企業や団体の課題に実践的にアプローチすることで、実際のマネジメントの面白さと難しさの双方を理解することができます。
なお、アドバンスコースを修了した学生には「修了証」を授与するので、学修の動機づけにもなります。

ベーシックコース

企業を診るための「ビジネスモデル」を理解したうえで、実際の企業を分析していきます。コンサルタント的な視点で企業を見る目を育成します。「経営の基礎」や「経営学総論」等で学ぶ知識を、実際の企業診断で深めていけるのが魅力です。
※2年前学期で終了

アドバンスコース

アドバンスコースで取り組む課題には3つのタイプがあります。

  1. ビジネス課題:新商品企画・販売促進・営業等、ビジネスの課題に取り組みます。

  2. 地域課題:地域活性化や地域が抱える問題の解決に取り組みます。

  3. 起業家人材養成:自ら設定した課題をプロジェクト化し、その実践によってプロジェクトを完遂する能力を養います。

いずれの場合も約8か月間をかけて取り組みますがいずれの場合も約8か月間をかけて取り組みますが、a)ビジネス課題とb)地域課題は数名からなるグループで、c)起業家人材養成を選んだ場合はひとりで課題に取り組むことになります。
※通年開講(2年前学期・後学期で完結)

2022年度活動例

ベーシックコース

企業診断ー横浜高速鉄道(みなとみらい線)を事例に

アドバンスコース
ビジネス・地域課題
  • 商業施設「葉山ステーション」における顧客ニーズ調査と提案
  • 子ども向け陶芸体験プログラムの企画と実施
  • 「平塚まちゼミ」の運営と広報
  • 「TSUBAKI 食堂」での横浜地産地消イベントの企画と実施
  • 横浜野菜の地産地消の促進提案とイベント実施
  • 子どもたちによる「MM(みなとみらい) ジュニア編集局」の活動サポート
  • みなとみらい地区の子育て支援活動
  • 国際協力・多文化共生の視点によるSDGs 推進企画の立案と実施
起業家人材養成
  • 左利き向けアパレル事業
  • 伝統工芸×移住
  • WARHAMMER COMMUNITY
  • 「好き」を共有できる交流カフェ
  • 新潟の中高生の夢を実現

カリキュラム

学修のステップ

「マネジメントプログラム入門」では、事前に提示された課題を解決するプロセスが重視され、「マネジメントプログラムI・II」ではマネジメントに関する問題そのものを自ら発見し、それを解決するための方法を導き出します。

マネプロ学修の流れ

  • 創造的ビジネスパーソン育成のための実践型科目。
  • 学修した知識を企業や社会の問題解決に生かすスキルを身につけます。
  • 学修は「段階的」、だから無理なく学べます。
STEP 1
「マネプロ入門」を履修
【1年次後学期/プログラム必修】
STEP 2
コースを選択(ベーシックコースもしくはアドバンスコース)【1年次11月下旬頃】
STEP 3
「マネプロI」(ベーシックコースもしくはアドバンスコース)を履修【2年次前学期】

ベーシックコースは前学期で終了します。アドバンスコースは通年(前学期・後学期)で履修します。

STEP 4
「マネプロII」(アドバンスコースのみ)を履修
【2年次後学期】
STEP 5
修了証の授与(アドバンスコースのみ)

「マネジメントプログラム(アドバンスコース)」履修者で、「マネジメントショップ」および「マーケティング・デザイン経営ショップ」をコアショップとしたうえで、3年後学期終了までの通算GPAが所定の水準を上回った人には、学生からの申請により「マネジメントプログラム(アドバンスコース)修了証」を授与します。

プログラムの履修上の注意

  • (1)マネジメント体験プログラムには、「ベーシックコース」と「アドバンスコース」の2つのコースがあります。
  • (2)ベーシックコースならびにアドバンスコースのいずれも1年次後学期に「マネジメントプログラム入門」を履修し、単位を修得することが必須となります。
  • (3)「マネジメントプログラムI(アドバンスコース)」を履修する者は、「マネジメントプログラムII(アドバンスコース)」も連続して履修することが条件となります。「マネジメントプログラムI(アドバンスコース)」と「マネジメントプログラムII(アドバンスコース)」はセットであり、どちらかのみを履修することはできません。また、「マネジメントプログラムII(アドバンスコース)」は「マネジメントプログラムI(アドバンスコース)」を履修し、単位を修得した後でなければ履修することができません。

キャリア

育成する人材

  • 新商品の企画や販売促進、提案型営業等、顧客のビジネス課題を解決できる人材
  • 地域活性化や地域が抱える問題を解決できる人材
  • 自らビジネスをスタートアップする起業家人材 等

本プログラムを履修した先輩たちの声

  • マネジメントプログラムのベーシックコースでは企業さんのお話を聴き、問題解決や企業の発展、経営戦略について勉強します。先生方が丁寧に詳しく教えてくださり、チームワーク力も深まります。フィールドワークもあり、座っている授業ではなく体験型の授業があるところも魅力です。(ベーシックコース)
  • 企業との連携と聞くと堅苦しい形を思うかもしれないですが、そんなことはありません。気になっているなら、この授業を取ってみるべきだと思います。(アドバンスコース)
  • マネプロの授業では実社会で役に立つコミュニケーション能力が育めるとともに、授業内で企業と関われる良い機会となっています。(アドバンスコース)

担当教員からのメッセージ

「経営学の学びは教室の外に出てはじめてわかります。学生時代にそうした実践の場をたくさん持つことが皆さんの将来のキャリア形成を豊かなものにしてくれます。その一歩を「マネプロ」で踏み出してみませんか?」