Nagamatsu Leo

永松 礼夫 教授

所属
情報学部
計算機科学科
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専門分野

情報教育、分散処理システム、動的最適化方式、システム評価

キーワード

Profile

出身地/生まれたのは九州、育ったのは東京都練馬区
子供の頃の夢/宇宙に関係する仕事
尊敬する人/理学系以外に影響を受けた人なら、姫田忠義、秋岡芳夫、星 新一、田中 泯
好きな音楽/バロックからインド古典音楽まで

私たちの生活をつかさどるコンピュータ。進化に進化を加えて、まだまだ突き進みます。

大学生時代に手にしたキットに始まった

ちょうど私が大学生の時、日本初と思われるマイクロコンピュータの組み立てキットを買ってきて、もうそれは夢中になりましたね。一つずつは単純なモノなのに、兼ね合ってくると、こうも複雑に動き出すのだと、その面白さはたまりませんでした。いつしかコンピュータ何台かを連動させて処理を速くしようと並列処理を行うようになり、その後、インターネットが出て来て分散処理ができるように。そんな時代を経て現在に至るわけですが、私はマイクロコンピュータの誕生から、その過程をずっと見守ってきたといえるのでしょうね。
私自身の研究は「進化するプログラム」をテーマに、プログラムの自動生成に取り組んでいます。コンピュータは与えられたプログラムに従って高速自動処理するもの。スピードはあるけれど柔軟性には乏しいので、もっと融通の利くシステムに変化させようとしています。その一つが、「走っている最中の自動車のタイヤ交換」のような、動作中の組換え作業をコンピュータ・システム上で行おうとする、基礎技術開発の取り組み。これは、現在では、自動販売機も株取引も、ネット上のホームページにしても、24時間プログラムは動き続けているので、メンテナンスにもひと苦労。でも一瞬の隙があるはずで、どんな確率で訪れるかを数学的に研究しています。でも、ここで重要なのが、決め過ぎたプログラミングだと、この先の進化を阻むことになるので、手順を考えたプログラムの組み立てがポイントになります。

割り切れなさが面白さ

コンピュータ・サイエンス自体が、数学理論のようにキレイなモノで押し切れるほど簡単ではなく、複雑さを引きずっているところがあり、なかなか割り切れません。そこが難しくもあり、だからこその面白さともいえるでしょう。
自分が関わっているコンピュータではあるのですが、近頃、見えない世界が増え過ぎてきているように感じます。とても進歩の速い分野なので、ひょっとすると、この分野の誕生から死滅までを目撃することになるやもしれません。
生徒たちには、大学時代は、定めた目標に向けて取り組む時間にしてもらいたいと思います。小さな失敗はいくらでもあるし、でもそこから回復して、意欲を失わず、また別の方法を試して邁進する、そんなタフさを持ち得ることも大きな目標に辿り着ける、成功の秘訣だと知っていてもらいたいですね。

情報科学教育研究室

プログラムの構造を図的表現で理解・編集する

身の回りの多くの物がプログラム内蔵で動いています。自動車には100近くの制御用コンピュータが搭載され、衣服への応用も始まっています。開発の効率化のためにも、プログラミングを学ぶ際にコンピュータの中でどのような動作が起きているか、明確にイメージすることが上達の秘訣です。 プログラムの構造や動作を変化する図として示すことで理解を助け、図の上での変更を実際のプログラムコードの変更に反映させ、直観としての図の世界と論理としてのコードの世界の両面から対等にプログラムを扱えるシステムを研究します。それにより、プログラミングを初めて学ぶ大学生などがコンピュータでなされる処理の内容を直観的に理解し、プログラムの作成・改良を効果的に行えるようになります。

Photos

  • ハイテクの研究の原点となった、マイクロコンピュータの組み立てキット「TK80」。現在の数万分の一ほどのメモリ量だったが、当時の最新で10万。自作の拡張メモリとDAコンバータ付き。大学生であった1977年頃のことで、これでCPUと機械語を学んだ。

  • 子供の頃から手作業に関心があって、自分のモノ作りをする原点は、この砥石にあるのではと。浅草にある「といしや」で、1977年頃に買い求めたもの。『道具曼荼羅』には、職人らによる大工道具が掲載されていて、砥石に興味を抱くきっかけとなった本。

  • プログラミング授業(ポインタ)のための解説図作成システム

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