Gotoh Tomonori

後藤 智範 教授

所属
情報学部
計算機科学科
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専門分野

自然言語解析、テキストマイニング、知識習得・学習

キーワード

Profile

出身地/川崎市
尊敬する人/Francesco d'Assisi
愛読書/最近、読んで印象に残った本。『ゲーム脳の恐怖』森 昭雄著、『人類の自己家畜化と現代』尾本恵市・埴原和郎共著、『脳内汚染』岡田尊司著など。いずれも最近の若年層のメンタリティ、社会事件の心理的要因を説明しうる内容を含んでいる
休日の過ごし方/年間100冊前後の読書。本年度は達成困難の予感

プライベートな時間が満たされれば、仕事にも大いに取り組めるものです。

芳香性ある植物で心身を癒す

4年前に、少々広めの庭のある家に引っ越して来ました。せっかくだから何か家庭菜園を、それならば芳香性のある植物がいいのではないかと思ったわけです。それから図鑑を2冊、眺め、熟読しつつ、次はどれを育てようかと思い巡らせるのがとてもたのしみなひとときとなっています。これまでにはバラ品種のブルームーンやユリ品種のクリスタルブランカやマルコポーロなどを咲かせました。自分で手掛けるというのは、なんとも愛おしい気持ちになるものですね。心が安らぎ、ストレス解消になります。とはいえ、まだまだ初心者で、知識や経験が少なく、長く咲き続けさせることができませんが、そのうち50種くらいの花々が我が家を彩ってくれたらいいなぁと夢見ている今日この頃です。
今は、芳香性のあるハーブにも興味があって、ローズマリーをたくさん育てようと考えているところです。というのも、収穫したローズマリーを鍋に入れて熱し、そこに上澄み液となってとれるローズマリーのハーブオイルを抽出しようと。これは実際に自然の香りとして部屋に使えますからね。アロマセラピーを自家製、手製で行えるなんて、なんて素敵なのでしょう。
年間、120冊は本を読みます。大学での講義や研究とは別に持つ、こうした自分の時間というのは大切にしたいですね。最近、ガソリン代が高騰したこともあって、車で自宅を早めに出るようにしたところ、渋滞にも会わず、今までより30分も短縮されて約1時間の通勤時間となりました。何より、大学には7時半に到着しますから、従来より2時間も朝に余裕ができ、いろんなことがはかどるようにもなりました。時間の使い方って、少し生活を見直すことで、改善できるものなんですね。

人間の脳のような三次元プログラムを

約30年、私が携わってきた研究というのは情報検索です。様々な用語の概念の関係を如何に見せるかということを手掛けています。普通、辞書はあいうえお順に並んでいますが、これを言わば人間の脳の中のように、関連づけて表すことのできる三次元の構造を創り、人間が欲しいと思う情報を簡単に、そして的確に出せるようになることを目標としています。つまり、人間が必要としているのはデータ格納して表現された文字列などではなく、それが意味しているものだからです。これが可能になれば、世の中のあらゆることがスムーズに展開されていくことになるでしょう。
そうすれば、そこにまた有意義な「時間」が生まれるわけです。

自然言語処理研究室

人間のように文章を理解する自然言語処理システム

「自然言語解析」が研究室の主要テーマです。”Siri”(Apple)、「しゃべってコンシェル」(NTTドコモ) スマートフォン向けのアプリ、”GoogleHome”(Google)、”ClovaWAVE”(LINE)などのスマートスピーカなどの人工知能応用のサービスにおいて、自然言語解析は重要な研究として位置づけられています。  一般利用者が上記サービスで使用するのは会話文であり、日常的な言葉・短い文が使われ、文の構造としては単純です。一方、学術論文、技術報告書、特許などは専門用語が多く、非常に複雑な文から構成されています。当研究室はこのような文を対象に、人間と同レベルの解析精度を有する日本語自然言語解析システムの研究をしています。

Photos

  • 自宅の庭で慈しみ育てたユリの「マルコポーロ」。やさしい香りが、心を安らげてくれる。

  • バラ「ロイヤルプリンセス」もまた、いい香りが穏やかな心持ちにしてくれる。自宅の庭にはキジバトやウグイスなどの野鳥もやって来るので、なんとか肩にとまってくれるようにしたい。 (写真は自身の撮影)

  • 難しい日本語文の解析実例

SDGsの取組み

地域課題

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