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2025.06.19
経営工学科の太田和希さん(片桐研究室)が、日本経営システム学会 論文奨励賞を受賞いたしました。
【表彰名】
日本経営システム学会 論文奨励賞
【受賞日】
2025年5月31日
【受賞者】
太田和希(おおたかずき)
【テーマ】
Demand Forecasting of Bento Considering the Product Popularity Estimation by Bayesian Rating System
【内容】
産業給食では、食材ロス削減と利用者満足度向上の両立が求められています。 本研究は、社員食堂などで提供される弁当の需要を予測する手法を提案したものです。 特に、商品ごとの「人気度」を数値化し、その情報をもとに将来の注文数を予測する点が特徴です。 人気度の推定には、スポーツなどで使われているレイティング手法を応用しました。 この手法により、より正確な需要予測が可能となり、食材ロスの削減や利用者の満足度向上につながります。
【コメント】
この度、日本経営システム学会から論文奨励賞をいただき、大変光栄に思います。 本研究は、片桐英樹先生のご指導のもと、企業との共同研究による実データを活用し、 実務課題に根ざした形で進めてまいりました。研究成果は、神奈川大学発ベンチャー・ 株式会社Well-FedのAI需要予測システムとして実装され、社会実装にも取り組んでおります。 研究内容が評価されたことを励みに、今後も研究と実務を結びつけながら、 社会に貢献できるよう努めてまいります。