お知らせ
2025.11.19
小田原市との連携による小田原地下街「ハルネ小田原」活性化プロジェクト

小田原市との連携により経営学部湯川ゼミの3年生が同市商業振興課様のご協力のもと取りくんだ「ハルネリンク」プロジェクトは、小田原地下街「ハルネ小田原」を起点に、人と人、地元と観光、情報とアイデアが自然につながる交流の流れを生み出すことを目指したプロジェクトです。地元の方や観光客、学生、商業者など、さまざまな人がふらっと立ち寄り、ちょっとした出会いや発見が生まれ、この気づきがハルネ小田原から同心円状に広がっていく核となる場所にすることで、ハルネ小田原を「人が集まり、にぎわいが広がる起点」へと進化させていくことを目的にスタートしました。


6月23日にキックオフした同プロジェクト。小田原市職員からの情報インプットをいただいた後、学生はチームに分かれ、地元の魅力を伝える情報発信、交流イベント、学生ならではの視点を活かした展示や企画などハルネ小田原を「まちと人がリンクする“交流のハブ”」として活用するアイデアを検討してきました。そして11月1日(土)、ハルネ小田原「うめまる広場」にて検討したアイデアを発表しました。


1.「小田原プチ冒険」
多くの観光名所が点在している小田原。短い滞在時間でも小田原の魅力をしっかり感じてもらえるような回遊ルートを検討しました。海外からの来訪者に、扇子の形をした多言語パンフレットも制作しました。※部数限定でハルネ小田原「街かど案内所」で配架。




2.「旅人の関」
かつて多くの旅人が行き交う宿場町として栄えた小田原。市民や観光客の居場所となっているハルネ小田原を通る皆さんが心休まる楽しい時間を過ごしてほしいという願いから小田原の名所や名産品の切り絵をみなとみらいキャンパスのファブラボにて制作し、ハルネ小田原の区画で11/1~11/3まで期間限定で展示しました。




3.「うめぇ かまフライ」
小田原の豊富な資源の中でも特に「食」素材に注目。梅、かまぼこ、湘南ゴールドと小田原を代表する素材をかけあわせた新たなメニューを考案。試作したメニューをもとに、ハルネ小田原内に店舗を構える田むら銀かつ亭様からプロのアドバイスをいただき、揚げ物でありつつもさっぱりとした味わいがもてるようなものとして産学連携で検討を進めています。




参加した学生からは「これまで学んできたことを地域で実践することにワクワクしたと同時に実現することの難しさも感じた」「小田原に深く接することで、愛着がわき、もっと多くの人に小田原を知ってもらいたいと思った」などの声があがりました。このプロジェクトを通じて、ハルネ小田原から始まる“にぎわいの波”が、小田原のまち全体へと広がっていくことを期待しています。
※この度のプロジェクトで学生が発表した内容のポスターを、ハルネ小田原「ハルネギャラリー」にて12月19日(金)まで展示しています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

