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2024.07.31
創作ダンスを通じて異文化間コミュニケーションを豊かに
人間科学部の授業「異文化間教育学」(非常勤講師・安藤めぐみ先生)にて、異文化理解を深めるワークショップ(WS)を実施。(2024年6月27日、横浜キャンパス体育館)
ゲスト講師は、世界各国で活躍するダンスカンパニー「んまつーポス」振付家の豊福彬文さん(同代表。宮崎大学国際連携センター客員研究員)と、映像作家の西純之介さん。
創作ダンスという、グループで話し合いながら正解のない課題(ダンス作品)を解決する美的創造的運動体験。WSでは、テーマ曲「だだだだ・だ」を用いて、100分という短い授業時間の中で7つのプロセス「覚える」「創る」「撮影する」「編集する」「鑑賞する」「興奮する」「解散する」を経験する。「対話」と「共創」を即興的に進める24名の学生。最後に同プログラムを体験したルーマニア、ラオスの子どもたちのダンス映像を楽しんだ。経験した学生からは「コミュニケーションの幅が広がる!」や「限られた時間だからこそコミュニケーションが生まれやすい。」「普段身体を動かさない講義だったので新鮮だった。」「人と仲良くなれる新しい方法を知ることができた、また機会があればぜひやってみたい。」という声が上がった。
安藤先生によれば、「言葉を身体表現に変換させるプロセスの難しさと面白さ、相手が伝えたいことを受け取れた喜び、国籍が違っても同じことができることを、たった1時間半の間に学生も感じ、学び取ってくれたように思います」。
コミュニケーションに必要なのは同じ言語のみとは限らない。アプローチは無限にあり、人間と人間がいきいきと変化し心を通わせることができる。国境を越え、世界中の子どもたちを笑顔にさせたプログラム体験を通じて、異文化間コミュニケーションの豊かさへの理解を深める授業となった。