2026.03.02

【研究】応用化学科 本橋輝樹教授らの研究グループが酸素を吸収・放出して青色・白色に変化するセラミックスを発見

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応用化学科 本橋輝樹教授、大石耕作研究員らの研究グループが酸素を吸収・放出して青色・白色に変化するセラミックスを発見

神奈川大学化学生命学部 本橋輝樹 教授、大石耕作 研究員らの研究グループは、東北大学多元物質科学研究所 山根久典教授(当時)、京都工芸繊維大学材料化学系 細川三郎 教授、近畿大学理工学部 杉本邦久 教授、Zi Lang Goo 博士研究員(当時)との共同研究により、メリライト型構造をもつ酸素貯蔵材料Ba2MnGe2O7+δが従来にない特異な酸素吸収放出特性を示すことを発見しました。放射光X線吸収分光法、放射光その場X線回折、単結晶X線回折、粉末中性子回折を用いた先端分析により、酸素吸収放出に伴う複雑な結晶構造変化を解明しました。

従来のマンガン系酸素貯蔵材料では酸素を放出するために水素などの還元雰囲気(注6)が必要でしたが、本材料は大気中や酸素雰囲気中でも温度変化だけで可逆的に酸素吸収放出できます。また、酸素吸収放出に伴い青色⇔白色と可逆的に変色するユニークな特徴も見出し、酸素センサーや酸素感応性無機顔料としての応用が期待されます。

本研究成果は、2026 年1月24日付で米国の化学会の専門誌「Chemistry of Materials」に掲載されました。

 

詳しくは、プレスリリースをご覧ください。

プレスリリース:

https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/article0101_02641