お知らせ
2024.04.11
みなとみらいキャンパス1Fで、着なくなった衣服類を回収、循環へと繋げる取組みを行います
着なくなった衣服類を回収し、糸やボード、ダンボール、コークス燃料への再生を行うプロジェクト「Withal」を運営する一般社団法人繊維育英会と連携し、学生、地域に向けたサーキュラーエコノミー実践の機会を創出するプロジェクト「re・e・bornプロジェクト」を4月15日(月)~5月31日(金)の期間、みなとみらいキャンパスで実施します。
日本で年間約100万トンが廃棄されているアパレル製品。「もう少し長く着てみよう」「他の用途に使ってみよう」「もったいないから他の人に譲ろう」など、アパレル製品の循環の形はさまざまです。また、製品をつくる人、つかう人それぞれの想いもあります。その中で、「アパレル製品を素材レベルに戻して、別のものに生まれ変わらせる」というサーキュラーエコノミーがあります。脱炭素の世の中を目指すにあたって、わたしたち個人ができることを少しずつ行動に起こしていかなくてはなりません。
本学学生はもちろん、地域のみなさまにとって、そのような循環型のアクションのきっかけの1つになることを願い、以下の取組みを実施します。
①着なくなった衣服類の回収
「Withal」により再生される圧縮成形された繊維リサイクルボード「B.O.R」を使用し、ファブラボみなとみらいがオリジナル回収BOXを制作しました。本学学生のみならず地域の皆様(法人除く)を対象に、着なくなった衣服類を回収、一般社団法人繊維育英会に配送し、新たな再生プロダクトに循環させます。
期間 |
2024年4月15日(月)~5月31日(金)8:00~21:30 |
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場所 |
神奈川大学みなとみらいキャンパス1F「ラボ」前 |
回収対象 |
服、バッグ、アクセサリー等アパレル製品が対象です。素材は問いません。 (分量は手に持てる程度としてください。) |
②再生素材を活用し、身近な生活用品へ転用したアイデアの展示(経営学部道用ゼミ)
経営学部道用ゼミの学生6名が、「B.O.R」を使用し、身近な生活の中であったらいいなと思うものを考え、ファブラボみなとみらいにあるデジタル工作機器を駆使してカタチにする取組みを2024年2月1日~4月12日で実施しました。実際に作られたものを上述の回収期間中に展示します。
≪展示作品イメージ≫
※ファブラボみなとみらいとは
神奈川大学みなとみらいキャンパス1Fにて、3Dプリンターやレーザー加工機などデジタル工作機器を多数配備し、本学学生のみならず、地域にも開放している実験工房です。
これまで、コインの代わりにペットボトルキャップを入れて遊べる地域や資源の循環を楽しく体験できる「循環ガチャ」の制作や、コロナ禍にキャンパスで使用していたアクリルパーテーションを再利用した「Reアクリルデザインアワード」、経営学部道用ゼミと市内事業者との連携によるサーキュラーデザインプロジェクトなど、様々なサーキュラーエコノミーに関する取組みを行っています。