お知らせ

2023.05.22

鎌倉市と道用ゼミが共同プロジェクト(1日目)を開催しました

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「今よりちょっといい暮らし、学生と考えるFABライフ」

鎌倉市と本学経営学部道用ゼミの共同プロジェクトとして、「今よりちょっといい暮らし、学生と考えるFABライフ」を5月13日(土)に開催しました。

本プロジェクトは2021年9月に鎌倉市と結んだ包括連携協定に基づき、鎌倉市の市民の方が抱える「日常の困りごと」や「あったらいいな」を、本学学生が3DプリンターやIoTなどの"FAB"を通じて解決することを目的としています。

 

プロジェクト名にも出てくる"FAB"とは、「Fabrication」(ものづくり)と「Fabulous」(楽しい・愉快な)の2つの単語を意味しており、道用大介准教授は「デジタルファブリケーション」を活用し誰もが自分の創造力を発揮できる社会をめざし活動しています。

道用ゼミは2023年度、IoTやデジタルファブリケーションによって身近な問題を観察し、自ら解決することをテーマに活動しています。今回、市民とのリアルな対話の場を通じて、傾聴、インタビューを実践できる貴重な機会となりました。

市民の皆様との対話を通して、なにが問題なのか、どうすれば解決できるかを一緒に探りました。

学生と参加した市民の皆さんで力を合わせて話し合った内容を模造紙にまとめていきます。

最後に、チームで話し合った内容を全体に向けて発表。発表も学生だけでなく参加した市民の皆さんと一緒に行いました。

 


対話の中では参加した方々より、家族間の情報共有の効率的なやり方、自転車用ヘルメットの新しいカタチ、庭木の葉を利用した新しい生活用品の検討など、学生目線では気づかない様々な身近な困り事が共有され、IoT、3Dプリンターなどのデジタル工作機器などを駆使してどのようにしたら解決に近づけるか、積極的に議論されました。

本プロジェクトは全2回となっており、9月16日に開催予定の第2回では、今回いただいた困りごと、意見をもとにゼミ生が制作した試作品の発表を行う予定です。