お知らせ

2026.01.09

環境省採択プロジェクト「Community Loops」をテーマにPBLとリペアワークショップを開催しました

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環境省「令和6年度補正予算 使用済衣類回収のシステム構築に関するモデル実証事業」に採択された新プロジェクト「Community Loops(コミュニティループス)」に、本学が以下3点の取り組みで協力しました。

1.衣類回収の取り組み

9月20日(土)よりみなとみらいキャンパス1Fに専用BOXを設置し、学生のみならず地域の方も参加可能な形として衣類回収の取り組みを行いました。11月28日(金)までの間で回収した衣類は86着。回収した衣類は同プロジェクトと連携する就労継続支援B型事務所等により仕分けやリペアが行われ、新たに横浜市内で循環されます。回収時、参加者はQRコードを読み取り、回収場所やその衣類との思い出などを入力する仕組みとなっており、上記期間中15件の投稿がありました。それらの衣類は今後回収場所、分別、リペアの場所、ストーリーがわかるような形として、次の持ち主に継承されます。

2.経営学部道用ゼミによるPBLの取り組み

2025年10月~12月の期間において経営学部道用ゼミの学生が、「Community Loops」を題材とし、衣類廃棄や地域循環といった社会課題を自分ごととして捉え、チームに分かれてこの取り組みの課題、解決策の検討を行いました。また11月21日(金)にはゲストをお迎えし、検討したアイデア、プロトタイプの発表会をみなとみらいキャンパス1Fナレッジコアで開催しました。

「個人にとっては衣類の修理はハードルが高い」という点に着目したチームは、誰でも簡単にできるリメイクの方法を広めるべきと考え、自らが実践したリメイクのプロトタイプを発表しました。また衣類に対する愛着の醸成の必要性に着目したチームは、「着られる服でなく、着たい服をつくる」という考えのもとリメイクによるプロトタイプを発表しました。その他、こどもの頃からの循環型ライフスタイルの意識醸成を目的とした親子向けのワークショップを開催するアイデア、衣類を継承していくことの情緒的価値について訴求するアイデア、SNSを活用したアイデアなど様々な視点から発表がなされました。

当日は「Community Loops」事業責任者・合同会社CYKLUS代表の平田様、横浜市脱炭素ライフスタイル推進課の飯島様、そしてサステナブルファッション専門家の山口様、環境省当該プロジェクト関係者様にお越しいただき、衣類回収やリユース品に対する学生の率直な考えが反映された発表に対して感じたことをシェアいただくとともに、それぞれのご知見からのアドバイスをいただきました。

3.リペアカフェワークショップの開催

本学学生のみならず地域の方を対象に、壊れたモノを無料で修理するオランダ発祥の市民活動・リペアカフェを追った映画「The Repair Café」を上映するとともに、着なくなった衣類を修理する手法について学ぶことができるワークショップ「リペアカフェみなとみらいβ 対話編“その服は、何を語りたがっている?”」を、11月22日(土)にみなとみらいキャンパス1Fファブラボみなとみらいで開催しました。

モノを大切にする意識の高い方、手芸や縫い物を趣味とされている方、愛着のあるものをどうにか直したいという気持ちを持たれた方など本学の学生を含め9名の方が参加しました。上映されたオランダのリペアカフェの取り組みに触れて感じたことを共有するとともに、互いに持ち寄った修理したい衣類について紹介しあい、プロのリペアラーから修理の手法やヒントを得ることができる大変充実した内容となりました。

参加者は皆初対面でしたが、「リペア」という共通の目的から自然なコミュニケーションが生まれ、互いに新たな気づきをもたらしあう形となりました。モノを機能的に改善するのみならず、そのモノのストーリーや思いを継承する、そして新たな会話や仲間を生む。そういったリペアカフェの可能性に触れる貴重なきっかけとなりました。

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