お知らせ
2025.11.26
建築学部 上野正也研究室が六角橋商店街で歩行者天国の社会実験を実施
11月16日12時〜16時の間、建築学部 まち再生コース 上野正也研究室は六角橋商店街にて歩行者天国の社会実験を行いました。この試みは、六角橋商店街まちづくり検討会や地域住民の皆様、そして建築学部の有志学生の協力のもとに実施され、地域と大学が連携したまちづくりの新しい可能性を探りました。


本プロジェクトは、自動車優先の道路から歩いて楽しく、人に優しい街路の実現を目指す昨今のまちづくりの潮流をもとに、自動車の通行を止めることによって起こる人の流れの変化を記録する目的で行われました。旧綱島街道を舞台としているところから「Qツナ」という名称のもと、Qツナのロゴマークやサインがまち中に展開しました。

まち再生コース上野研究室では、会場デザイン、設営、通行者の行動調査、アンケート調査を担当しました。当日は、200個の風船を路上に並べ、商店街という長い空間の特性を視覚化しました。また、人工芝にヨギボーを置いてゆったり過ごすことができるスペースや路上にチョークでお絵描きができるスペースを設置したほか、飲食店の前には路上で飲食ができる食堂スペースを配置しました。


当日は大きな混乱はなく、多くの人がゆったりと商店街を歩き、また、飲食を楽しむ様子が見られるなど、新たな風景が創出されました。
