お知らせ
2023.12.18
経営学部 2023年度マネジメント体験プログラムの成果報告会を開催しました
「マネジメント体験プログラム」は、経営学部で創造的ビジネスパーソン育成を目的とした実践型科目です。学修した知識を社会の諸問題解決に生かしていくスキルを身につけることを目標として、マネジメントに関する諸問題を体験的に学修できるように2 つのコース(ベーシックコースとアドバンスコース)があり、企業や団体の課題に実践的にアプローチすることで、実際のマネジメントの面白さと難しさの双方を理解することがすることができます。
「アドバンスコース」のビジネス・地域課題コースでは、5月に連携する企業やNPO、行政機関5者・団体の方から連携テーマの説明が行われ、学生たちは5チームに分かれ、5月から12月の間、提示された課題、イベントなどの企画立案から実施に至るまで挑戦してきました。
学生たちの成果発表会は、資料作成能力、プレゼンテーション能力、企画立案、実行力全てにおいて素晴らしい内容でしたが、2つのプログラムに関して簡潔に紹介します。
親子の心のよりどころ ー助け合う子育てで地域も子どもも笑顔にー
■テーマ:少子化対策としての子育て支援拠点の取り組み
■連携先:西区地域子育て支援拠点スマイル・ポート(特定非営利活動法人シャーロックホームズ)
■活動内容:西区で発生している具体的な問題や課題を洗い出し、解決策を考え、解決策に対応するイベントを計画した。イベントとしては、みんなでおしゃべり(学生企画)やPARK DAYなどがある。その他、男性育児調査では、3歳までの子どもを子育て中の父親を対象にアンケートを実施し、調査結果に基づき、育児環境は女性前提で構築されていることを解決するために「パパ向けおでかけお助けマップ」を作成した。
■成果報告のポイント:
1.少子化問題と家族間コミュニケーションの欠如への認識
2.地域ごとの育児環境の違いの理解
3.地域密着型イベントの役割の認識
4.インタビューとアンケートの活用及び現地経験から得られる知見の重要性
葉山が地元だと言いたくなるイチバンの理由
■テーマ:ショッピングプラザ葉山ステーションにおける顧客調査及び提案
■連携先:葉山ステーション(葉山町商工会)
■活動内容:葉山町に町内商品を揃えて利便性のある施設を作りたい、地域の方の交流の拠点となる施設にしたいを目標に、利用客にアンケート調査を実施し、調査結果に基づき各ターゲットに合わせ、みかん詰め放題や雑学クイズ、試食コーナーなどのイベントを主催した。
■成果報告のポイント:
1.葉山ステーショの課題を理解し、背後にある原因を明らかにした。
2.来店客調査を実施し、現地の状況を把握した上で、商工会の方と意見交換を重ねた。
3.メインターゲットとなる中高年層や親子連れのお客様に向けたイベントを企画・実施した。
4.地元に愛される施設として地域活性化に繋げることができた。
5つの異なる課題に対して、それぞれのチームが課題を洗い出し、連携先と打合せを重ね、企画を提案し、PDCAを回しながらタイムスケジュールに沿って実行していました。連携先の皆さんからは、「学生たちが肌で感じた課題に対する取り組みが素晴らしかった」、「市の課題を解決するために積極的に考える姿に感動した」、などたくさんのご感想・ご意見をいただき、盛況のうちに終了しました。
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