お知らせ
2025.09.30
神奈川大学が公認OB/OG訪問サービスとして「ビズリーチ・キャンパス」を導入
神奈川大学(所在地:神奈川県横浜市/学長:戸田龍介)は、株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」と提携し、本学学生のキャリア観の醸成と多様なキャリア選択の支援を強化します。
神奈川大学のキャリア形成支援の特徴
神奈川大学は、1928年に設立され、現在では11学部22学科1プログラム、大学院8研究科を擁する総合大学です。創立者・米田吉盛の教育理念である「教育は人を造るにあり」のもと、伝統的に重視してきた教養教育により思考力・判断能力・検索情報を精査するリテラシー能力など人としての基礎力を培い、有為な人材を世に送り出してまいりました。
神奈川大学のキャリア形成支援は、正課授業の「キャリア形成科目」から、独自の就職支援プログラムへとつながる一貫した体制を整えています。自己分析や自己PR、業界・企業研究や面接対策など、より実践的な力を養うための講座を豊富に用意するとともに、年間約900社が参加する学内企業説明会の開催や、年間22,000社以上の求人情報を掲載する「KUキャリアナビ(学内就職ナビ)」の運用、さらに個別就職相談や模擬面接などを通じ、学生一人ひとりにきめ細かなサポートを行っています。
今回の「ビズリーチ・キャンパス」の導入は、社会で活躍する多様な先輩から直接学ぶ機会を創出し、学生自らの可能性を広げるための新たな一歩となるものです。
「ビズリーチ・キャンパス」公認利用開始の背景
神奈川大学には、社会の多様な分野で活躍する約25万人の卒業生がいます。この貴重な人的財産である卒業生と在校生のつながりを一層強化し、学生のキャリア形成に生かすため、新たな仕組みの構築を検討していました。
また、学生がOB/OG訪問を行う際には、これまでは申請に基づき大学が卒業生の連絡先を提供していましたが、情報更新の難しさに加え、大学が介在しない場でのやりとりによるトラブルを未然に防止する必要性を認識していました。
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生が個人情報を交換することなく、オンライン上で安全にOB/OG訪問を完結できる仕組みを備えており、本学が重視する「学生の安心・安全」という方針と合致しました。本サービスの導入を契機として、卒業生ネットワークの再構築を進め、卒業生の皆様が気軽に後輩を支援できる環境を整えてまいります。そして、在校生が多くの先輩との対話を通じて社会への視野を広げ、自らのキャリアを主体的に築いていくことを期待しています。
OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OGをはじめとする社会人、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。
主な特徴は以下の3点です。
- オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。
- 大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも先輩を探せます。
- 学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成できます。
また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。
- OB/OG訪問の依頼を学生起点に制限。
- ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。
- サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。