お知らせ
2025.01.08
「PROUD BLUE プロジェクト 2024」が終了しました
神奈川大学発のコスメティックブランド「PROUD BLUE」を題材として商品企画・マーケティングの考え方を学ぶ課題解決型プログラム「PROUD BLUE プロジェクト 2024」が、12月12日(木)に最終回を迎えました。
9月から約3か月間にわたり行われた本プログラムでは、学部学科、学年が混在した8名の学生が参加しました。化粧品ブランドの企画立案、商品評価やPRの実績豊富な山本裕子氏がメンターとして伴走し、商品企画・マーケティングの考え方を学びながら、同ブランドの最高の魅力点を見出し、認知拡大を目標に活動してきました。
その中で、今年度は新たな取り組みとして、「PROUD BLUE」の店頭販売を行っている有限会社ウインファーマ様ご協力のもと、ウイン薬局鶴見中央店、ウイン調剤薬局反町店にてフィールドワークを行いました。
フィールドワークでは店舗ごとの客層の違いや、POPの表示の仕方、商品展開における販売者側の生の声などをうかがうことができ、座学だけでは経験できない貴重な機会となりました。
そして迎えた12月5日(木)には、PROUD BLUEを製造、開発する本学発ベンチャー「未来環境テクノロジー株式会社」担当者や化学生命学部の教員に向けて、それぞれが考えた認知拡大のための施策についてプレゼンテーションを行いました。
学生たちはそれまでの期間で、自らの原体験やリソースとPROUD BLUEを結び付けた提案とすべく、グループでのディスカッションとメンターとの個別メンタリングなどで考えを深めており、いずれもオリジナリティあふれる提案内容となっていました。
また、フィールドワークで学んだ内容を活かし、実際の購入層を参照し、ターゲット設定がより明確な発表となっていたのが特徴的でした。
12月12日(木)の最終回では、本プログラムで学んだことを活かし、自分にしかない魅力を伝える「わたしプレゼン」を行いました。
「2025年のわたし」または「わたしをプロデュース」をテーマに発表を行い、プログラム参加前と比べて自身の強みと弱みを理解し、それらをうまく伝えられた内容となりました。
また、メンターから学生一人一人に対してフィードバックシートが手渡され、各人に対して感じた魅力や伸びしろなどが共有されました。
本学から生まれた研究は社会に還元するのみならず、人材の育成の素材として活用することで、研究と教育の循環を実現させています。