お知らせ

2024.09.25

理学部 2024年度集中講義「化学国際交流」を開講しました

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2024年8月1日から8月9日の間、夏期集中講義として「化学国際交流」が開講されました。化学国際交流は化学コース独自のプログラムの一つであり、神奈川大学の学生と国立台湾大学の学生と教員が横浜または台北に集い、最新の化学を学ぶとともに学生同士の国際交流を深めることを目的としています。
2024年度は本学の学生7名と教員3名が国立台湾大学に訪問しました。集中講義では両大学の教員による最新の研究成果およびそれを理解するための基礎的内容を講義しました。さらに、その内容を踏まえて両大学の学生がグループワークとプレゼンテーションを行い、化学を通じた国際交流が行われました。集中講義終了後も学生同士で観光や食事などのアクティビティを楽しみました。
2025年度の化学国際交流は、国立台湾大学の学生が本学に来訪する予定です。理学部理学科の学生はもちろん、化学を通じて国際交流を体験したい他学部の学生皆様の参加もお待ちしています。

受講生(理学部3年生)の体験記
化学国際交流を履修して本当に良かったと感じています。この授業を受けたきっかけは、自分の知っている文化とは異なる文化を体験したいと思ったからです。国際交流を通じて、様々な視点や考え方に触れ、自分の視野を広げたいと考えていました。授業で特に印象に残っているのは、国立台湾大学の学生たちのプレゼンテーション能力の高さです。彼らの説明は非常にわかりやすく、内容も深いものでした。さらに、質問にも的確に答える姿勢に感銘を受けました。日頃から質の高い学びを重ねていることがよく伝わり、私ももっと成長しなければと強く感じました。授業後には、台湾の学生たちと一緒に食事をしたり、観光を楽しんだりする機会がありました。その間、お互いに語学を学び合い、文化交流だけでなく、語学力の向上にも繋がる非常に有意義な時間を過ごせました。夏休みの10日間という短期間での授業でしたが、異文化体験や海外の友達との交流、そしてモチベーションの向上など、得られたものは非常に大きく、このプログラムを履修して本当に良かったと思います。

受講生(理学部3年生)の体験記
私は台湾の研究者や学生との交流を通じて、自分の国際的な視野を広げたいと考えていたため、化学国際交流に参加しました。私たちは異なる国のメンバーと共に授業を受け、グループワークに取り組みました。グループワークでは、日本と台湾の学生を混合したグループで意見交換や論文についてのディスカッションを行い、特に台湾の学生の多様な視点や熱意に驚き、刺激を受け、自分自身の考え方や取り組み方を見直す機会を得ることができました。初めは、言語や学力の違いからコミュニュケーションを上手く取れるか不安でしたが、ジェスチャーやイラスト、表情を用いることで乗り越えることができました。化学国際交流を通じて、言語の違いがあっても、視覚的な手法が意思疎通に役立つことを実感しました。授業外では、日本人の希望を考慮した計画を立ててくれたり、急なトラブルにも柔軟に対応してくれたりしました。10日間毎日、台湾の学生と共に過ごし、台湾の観光地を丁寧に案内してくれました。また、日本のアニメ文化に親しんでいる台湾の学生が多く、言語の壁を越えて交流できたことが嬉しかったです。全体として、私は化学国際交流に参加して本当に良かったと感じています。同年代の仲間たちから刺激を受けることは、本当に貴重な経験であり、この経験が自己の成長や視野の拡大につながると強く思います。