お知らせ

2024.07.05

経済学部 浦沢ゼミの学生が「行政×データ」について研究を深めました

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7月2日(火)に、川崎市の職員の方々のご参加を頂き、「行政実務におけるデータとの接し方」と題するセミナーが開催されましたが、浦沢ゼミの学生もセミナーに参加し、日頃ゼミ活動の中で取り組む“見える化”について学びを深めました。

浦沢ゼミでは、地域社会への貢献を目的として、官民が保有する様々なデータの利活用に取組んでいますが、その一環として、地域における経済社会の動きをデータにより可視化する、“見える化”といった研究を進めています。

 

データを情報が記録されたものと考えれば、データそのものは数字の羅列に過ぎませんが、そうした情報の持つメッセージに耳を傾け、そこから意味や知見を導くといったことを意識して日頃より取り組んでいます。

セミナーでは、ゼミ活動の中で取り組む、こうした“見える化”の成果も紹介され、自分たちが日頃より行っている取組みが、実際に行政の場で地域政策を担う方々にどう評価されるのかといったことに触れることができました。また、行政現場での現在進行中の問題意識を肌で感じることで、今後データの利活用を進める上で必要となる視点などについて、新たな気づきが得られたのではないでしょうか。

【学生代表 上倉美月さんの話】

身の回りのデータと向き合う、目的や関心を持ってデータを利用するということを普段のゼミから重要視しています。データ利活用の基本的な要素はデータを読み、利用することです。目的や関心を見つけ、データが持つメッセージを可視化、見える化すると、データを通じて社会への知識と理解がより深まり、行政や市町村の活性化や問題解決に繋がることを改めて知ることができました。

 

最近では、産学官それぞれにおいて、「21世紀の石油」とも呼ばれるデータを活用し、社会課題の解決や新たなビジネスの創出に繋げるといった取組が加速しているとのことですが、データを通して社会を見る目を養い、ゆくゆくはデータを駆使し、社会に貢献できると良いですね。