お知らせ

2022.10.20

「ぜんぶ、建築だ。」建築学部開設広告が神奈川新聞『最優秀広告賞』を受賞

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この度、2022(令和4)年度神奈川新聞広告賞において「ぜんぶ、建築だ。」のキャッチコピーとケーキをモチーフとした建築学部の開設広告が、最優秀広告賞を受賞しました。

建築学部の開設広報プロジェクトは、本学建築学部の中井邦夫教授、安田洋介教授を中心に編成され、建築学部の目指すところ、これからの建築の在り方など、多方面から議論を重ねました。そして、リードコピーにもある、建物だけではないあらゆる視点から、人々の暮らしをより豊かで、楽しく、快適にデザインしていくというコンセプトを「ぜんぶ、建築だ。」の言葉に込めました。

 

また特別賞には、2022年3月に実施された「神奈川大学SDGsアワード」の広告が選ばれました。

最優秀広告賞

建築学部開設広告「ぜんぶ、建築だ。」

■受賞にあたり

建築学部 教授 中井邦夫

このたびは素晴らしい賞をありがとうございます。2022年4月、神奈川大学工学部建築学科は建築学部として生まれ変わりました。建物だけでなく生活環境やまちの再生までも含みこむ、文理の枠を超えた新たな建築学の構築を目指します。…などと説明すると冗長になりがちな新学部の特徴を、どうすれば一瞬で楽しく伝えられるのか?学内外のメンバーで何度も議論を重ねるなかで浮上した素朴な気づきは、神大建築学部では、結局、何でも建築なんじゃないの?ということ。たとえばケーキ。それを食べる場所や環境だけでなく、ケーキ自体も、いわばいろんな食材でできた精緻な建築だし、ほかにも、竹林の小道、電車の座席、群衆が集まるイベント、星空の下でのキャンプなど、あれもこれも「ぜんぶ、建築」として研究できる楽しさ。この単純ですが漠然としたコンセプトを、ストレートで分かりやすい表現にまで高めて下さった関係各位に、厚く御礼申し上げます。

■講評

審査員長 福島 治(東京工芸大学教授、福島デザイン代表)

最優秀広告賞には神奈川大学・建築学部開設広告が選ばれました。フルーツタルトケーキの写真が画面いっぱいにレイアウトされ、「ぜんぶ、建築だ。」とキャッチコピーが入っています。ケーキと建築はどんな関係があるのか知りたくなるアイデアです。コピーを読むと、その理由が理解できます。この広告には読者の気持ちをひきつけるアイデアがあり、最優秀広告賞にふさわしい内容でした。

■クリエーティブ

制作:学校法人神奈川大学 / 株式会社リクルート

クリエーティブディレクター:株式会社リクルート 奥田亜紀

アートディレクター:gravytrain Inc. 横山 剛  

デザイン:gravytrain Inc. 小西菜美子 

コピー:U.S.Inc. 朝本康嵩 / 神奈川大学 建築学部 教授 中井邦夫、安田洋介    

プロジェクトマネージャー:株式会社リクルート 奥田亜紀 / 学校法人神奈川大学広報部 

広告制作:株式会社栄美通信 / 株式会社モアカラー 中村尚登

特別賞

「神奈川大学SDGsアワード」

■受賞にあたり

社会連携センター 事務部次長 市川洋行

SDGs達成に向け、地域や社会が抱える課題を学生の視点でとらえ、日々行っている研究や取り組み、解決に向けたアイデアを表現したポスターを表彰する初のイベントでしたが、このような形で学生の活動を評価いただきうれしく思います。実施後も引き続きご協力いただいている企業の皆さま、日頃から支えていただいている地域の皆さまにも感謝申し上げます。多くの皆さまがSDGsについて考えるきっかけになれば幸いです。