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2026.07.02

人間科学部人間科学科松本安生教授が環境情報科学センター賞を受賞

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人間科学部人間科学科松本安生教授の「視覚化された気候データの提供が気候変動の認知と不安に与える影響」ほか一連の研究が、第26回(2025年度)環境情報科学センター賞を受賞しました。本賞は,近年において環境情報科学に関する学問および技術の進歩・発展に貢献した活動に授与されるものです。

【選考理由】

候補者の審査対象は、単著論文1 編、筆頭著者としての共著論文4編、報告1 編であり、すべて当センター刊行の論文集に登載されたものである。それら一連の研究は、気候変動や災害などに対する人の意識と行動変容を研究対象としており、その分析手法は、アンケート調査のデータの回帰分析や要因分析等に基づいている。代表的なものとして、「視覚化された気候データの提供が気候変動の認知と不安に与える影響」の単著論文がある。この研究は、無作為抽出した市民2000 人を対象に、一般的なグラフ形式の情報提供(統制群)と視覚化されたデータの情報提供(実験群)において、気候変動問題の認知と不安に与える影響について統計的手法を用いて明らかにした。その他の論文を含め、候補者は一貫して、個人の気候変動対策の取り組みへ与える様々な影響因子について、科学的手法による信頼度の高いかつ有用性のある分析を行っており、学術論文賞候補に値すると思料するものである。
<対象論文>

① 論文「場所への愛着と被災への不安の感情的要因が気候変動の対策行動に与える影響」環境情報科学学術研究論文集39,17-22 頁(共著) 2025/12

②論文「視覚化された気候データの提供が気候変動の認知と不安に与える影響」環境情報科学学術研究論文集38,45-50 頁(単著) 2024/12

③論文「気候変動による被災不安とその規定因に関する研究」環境情報科学論文集37,142-147 頁(共著) 2023/12

④論文「グループフィードバックが省エネルギー行動と電力消費量に及ぼす影響」環境情報科学論文集36,62-67 頁(共著) 2022/12

⑤論文「環境意識の世代間差異にライフイベントと環境教育が与える影響」環境情報科学論文集35,173-178 頁(共著) 2021/11

⑥報告「気候変動緩和に向けた普及啓発事業による効果とその関連要因」環境情報科学51(3),85-90 頁(共著) 2022/09

【受賞コメント】

この度は、第26回環境情報科学センター賞を賜り、大変光栄に存じます。受賞対象となりました一連の研究の遂行にあたり、ご協力いただいた共同研究者の皆さまならびにご支援を賜りました関係機関の皆さまに、心より感謝申し上げます。

関連リンク

環境情報科学センター

https://www.ceis.or.jp/academic.html

環境情報科学センター賞

https://www.ceis.or.jp/data/centerprize/26th_centerprizehyoshoshiki.pdf