2024.12.14

ミャンマー出身のミョウ・ミン・スウェさんによるゲスト講義が行われました

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

国際的な現場で活躍する人々から知見を得る、Global Perspective Program (GPP)科目である「GPP特修」(担当:石井梨紗子准教授、小中さつき特任准教授、槌谷恒孝特任講師)において、11月21日に、現在日本で会社経営をされているミャンマー出身のミョウ・ミン・スウェさんによるゲスト講義が行われました。

 

ミョウさんはおよそ20年前に日本に渡り、難民認定を受けました。来日後に日本で大学を受験し、就職活動で100社以上から門前払いを受けながら、難民を採用したいIT企業によって採用され、その後日本のミャンマーへの日本企業進出の手伝いをするなど、日本とミャンマーの橋渡し役を担ってきました。講義では日本での様々な苦労話や、日本の難民認定の現状、そして自身の経験を踏まえた日本の若者への熱いメッセージなど、機知に富んだお話をいただきました。
参加学生からはミャンマーの和平に日本が果たせる役割についての質問が上がるなど、関心の高さがうかがえました。