2024.10.09

二宮町教育指導課の職員より、ご講演をいただきました

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6月25日に実施された「自治体実務特修Ⅰ」において、二宮町教育部教育指導課指導主事の安藤通晃氏より「二宮町の未来の学校」というテーマでご講演をいただきました。

二宮町は、子どもたちが安心して小中学校の9年間を過ごせる環境づくりを通じて、子どもたちの資質・能力の向上を図ることを目的として、小中一貫教育を実施しました。そこでは、9年間を通じて、心理的安心感の確保とわくわく感の追究による主体的な学習者の育成を目指しています。

また、二宮町の教育に関するとりくみとしては、平等で公平かつ公正な教育を旨として、既存のシステムに子どもを合わせるのではなく、子どもに合わせてシステムを創造するインクルーシブ型の教育モデルを志向しています。さらに、予防的な全体対応と状況に応じた個別対応を掛け合わせ、かつ、学級担任だけが支えるのではなく、フルースクールを含む様々な団体等と協力して、チームで、あるいは地域支える体制を整えて不登校等の生徒についても誰一人取り残さない教育施策の推進を図っているとのことでした。

続いて総務課副主幹但田慶香氏より二宮町の人事採用制度についてもご説明いただきました。

今回のご講演を踏まえ、受講生は、未来の子どもたちに必要な資質・能力と、それに応じた教育方法等について検討する課題に取り組んでいます。

「自治体実務特修」では県内自治体において実務に携わる方々と共に、学部の専門科目で学んだ内容を活かしつつ、地域における課題への対応を考えていきます。