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2024.10.09
横浜市健康福祉局生活福祉部生活支援課の職員より、ご講演をいただきました
10月1日に実施された「自治体実務特修Ⅱ」において、横浜市健康福祉局生活福祉部生活支援課の山田慎一生活困窮者支援担当係長および神奈川福祉保健センター生活支援課の矢野純子主任相談支援員より「生活困窮者自立支援制度について」というテーマでご講演をいただきました。
働きたくても働けない、住む所がない等の生活上の困難を抱えた方に対し、相談窓口において一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成し、専門の支援員が相談者に寄り添いながら、他の専門機関と連携して、解決に向けた支援を行っていく制度について理解を深めました。また、実際に相談支援業務にあたる職員の方の実体験を踏まえたお話しを伺い、相談者の個別の状況に応じた支援を継続的に行うため、相談者を特定の型に当てはめることなく、相談者の声に耳を傾ける「人」を見た支援を心掛けていることの重要性を学びました。また、実際の相談事例についてもご紹介いただきました。
今回のご講演を受けて、受講生は、生活困窮者支援を通じた地域づくりついて検討する課題に取り組んでいます。
「自治体実務特修」では県内自治体において実務に携わる方々と共に、学部の専門科目で学んだ内容を活かしつつ、地域における課題への対応を考えていきます。