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「警察官実務特修Ⅱ」および「警察官実務特修Ⅳ」（北川常弘特任講師担当）」では、受講者のうち25名が神奈川県緑警察署（横浜市緑区）の施設を訪問し、白バイ、パトカー、警備資機材の見学や鑑識活動の体験をさせていただくとともに、実際に活動する勤務員による活動状況の説明を拝聴しました。その後、署員との座談会も行われました。

学生からは、「鑑識活動をドラマなどで見ているときに鑑識専門の人が行うと思っていたが実際には警察官ならばだれでも行うものであることを知った。実際に体験してみて想像以上に自分の指紋をつけないように注意をし、慎重に作業をしなければいけないことを学ぶことができた。 白バイやパトカーなどの交通部門に関しては、実際に白バイに乗ってみて想像以上に重量が重く一般人では扱うことが難しく乗り回すのには一定以上の技術能力がないと難しいと感じることができた。 また、機動隊部門については防弾チョッキや防弾ヘルメット・盾も実際に着用してみてとても重く感じ、これを数時間も着用し活動している警察官の凄さを再確認することができた。今までは先入観で警察官のことを見てきていたが今回の見学をきっかけに、より具体的に警察官の業務実態について学ぶことができた。」

「警察官との座談会を通しては、警察組織の職場環境について深く学ぶことができた。警察官実務特修や警察官の仕事体験を通して、警察官の仕事について深く知ることができた反面、実際に一人で職務を遂行できるのかという大きな不安があった。しかし、（職場で）相談できる環境が整っていること、頼れる先輩や上司、同期と出会える場であることが分かった。」などの感想が寄せられました。

今年度後学期の「警察官実務特修Ⅰ」および「警察官実務特修Ⅲ」では、神奈川県警察本部の見学も予定しています。