2023.11.02

経済学部・舟橋ゼミの学生チームが「ブルームバーグESG投資コンテスト2023」でレポート賞

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

Bloomberg L. P. 社が主催するESG投資コンテストは、企業の環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)への取り組みをもとに、投資銘柄を選定し、3カ月間運用する投資のシミュレーションコンテストです。2023年のテーマは「ESG課題に立ち向かうZ世代ファンド」で、今年も多くの大学・大学院のチームが参加しました。参加チームは「気候変動」、「ESG評価と企業価値」、「自由ESG課題」の3つの選択肢から課題を選び、100億円の仮想投資資金を使い、疑似的に株式ポートフォリオを組んで競い合いました。審査では運用理論や投資パフォーマンスをもとに評価されます。

 

  • 賞名
    レポート賞(令和5年8月30日受賞)
  • タイトル
    「水リスク分析に基づくESG投資戦略」
  • テーマ及び内容
    本学の学生チームは、今後世界で予想される水資源の不足が、企業財務へ与える潜在的な影響に注目し、水リスクを考慮したESG投資を提案しました。審査では、情報が限られる中、水リスクの重要性に着目し、ESGスコアだけではなく、企業のIRやサステナブル報告書をベースにスクリーニング基準を確立した独自性が評価されました。
  • 受賞者のコメント
    「この度はレポート賞をいただくことができ、心より嬉しく思います。提出したレポートでは、水資源と株式投資を関連づけた独創性や今後の水資源利用に関する企業への問題提起を掲げたことが評価されました。今後の課題として、水資源が投資判断において他の要素より注目されるべき理由やより詳しい水資源の分析を行えなかったことが挙げられます。レポート賞の受賞を励みに、よりESG投資への学びを深めていきたいと思います。このレポートを通じて、水資源の重要性やESG投資の意義について皆様にも考えていただければ幸いです。ありがとうございました。」(稲垣由哉、太田晃信、小野仁志、横井涼人)

関連リンク