お知らせ

2023.01.24

工学研究科 北林幸樹さん(片桐研究室)が日本経営工学会よりBest Presentation Awardを受賞

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

工学研究科博士前期課程の北林幸樹さん(片桐研究室)が公益社団法人日本経営工学会2022年秋季大会において、Best Presentation Awardを受賞しました。この賞は、ポスター発表の中で優秀な研究発表をした研究者に贈られる賞となっています。

テーマおよび内容

料理の類似性に基づく人気度推定を考慮した機械学習による仕出し弁当の需要予測

近年、持続可能な開発目標SDGsを達成するため、食品ロスの削減が大きな課題となっています。多くの弁当会社では、勘と経験により需要予測をしていますが、人手不足や技術継承の問題があり、予測を自動化する技術が求められています。本研究では、料理の類似性に基づく商品の人気度をベイズ推定により算出し,それを特徴量として用いた機械学習モデルにより需要を予測する手法を提案しました。実データを用いた数値実験を行い、提案手法の実用性を示すことができました。

受賞のコメント

この度の受賞を大変光栄に思います。学会発表が初めての経験で、とても緊張しました。その一方で、研究室の仲間が賞を取っている現状に私も負けていられないという気持ちで学会発表当日まで頑張ることができました。また、片桐先生のご指導をはじめ、相談に乗ってくれた研究室の仲間のおかげで、自信を持って学会に臨むことができました。モデルを使用したお弁当会社の方からも「とてもよく当たる」とのお言葉を頂き、励みになっています。今後もより一層、研究活動に精進してまいります。

関連リンク