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2021.11.16

工学研究科 三浦悠介さんが「木の家設計グランプリ2021」において最優秀賞を受賞しました

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2021年9月25日、「木の家設計グランプリ2021」がオンライン開催され、工学研究科建築学専攻 博士前期課程2年の三浦悠介さん(山家・上野研究室)が、最優秀賞を受賞しました。

「木の家設計グランプリ」とは、建築界での活躍を志す学生を対象とした木造住宅限定の設計コンテストで、建築界を牽引する建築家7人が審査を務めています。
8回目を迎えた今年度のテーマは「コロナ時代に考える職住一体の住まい」。三浦さんの作品は、敷地を公園の一角に選んだ点と、音楽で癒すというユニークな案が高く評価されました。

テーマおよび内容

『ずれから生まれる協奏ライフ ~モノの有人化により生活行為が職にもなるライフスタイルと住空間~』

 

課題は「コロナ時代に考える職住一体の住まい」でした。私は、職住一体の住まいを考える手がかりとして、灯台や測候所のように、モノでありながら有人化されていて、職住一体が可能であり建築との関係性が深いところに着目しました。そして、住人をコロナウイルスの影響を受けているエッセンシャルワーカーの一つである消防音楽隊と想定し、屋外拡声子局を有人化した住まいを提案しました。音を作る、鳴らす行為が職でもあり、暮らしの息抜きでもあるような職か住かが曖昧な暮らしになっています。

受賞のコメント

金賞(最優秀賞)を受賞することができ大変嬉しいです。また、プレゼンテーションや造形に関してもお褒めの言葉をいただけたので、これまで地道にやってきてよかったと思いました。質疑の際にアドバイスを頂け、改善の余地についても色々話してくださったので、これからも精進していこうと思います。

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