お知らせ

2021.10.06

日本民俗学会第73回年会 公開シンポジウム「海が結ぶ日本と世界」-渋沢敬三と日本常民文化研究所- 開催のお知らせ

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ヒト・モノ・情報が地域を超え、また瞬時に行き交う今日の国際化、情報化社会において、「郷土研究」に始発した日本民俗学も一国民俗学から柳田国男が念願した「世界民俗学」への視野の拡大が求められています。
21世紀の民俗学は地域に暮す住民同士が、まず自身の「郷土」を知り、国や民族を超え、生活レベルで互いに理解し、孤立ではなく共感、連帯する意識を持つことが前提となります。
「世界常民学」の可能性をともに考えていきましょう。

日時

2021 年 10 月 9 日(土) 13:00~16:00

会場

オンライン開催
ご自由にご参加いただけます。
※参加方法は下記サイトをご覧下さい。

趣旨説明

佐野賢治(神奈川大学名誉教授)
郷土研究から世界常民学へ

パネリスト
  • 安室 知(神奈川大学)
    渋沢敬三の自然観―魚名研究とその学史的意義 ―
  • 藤川美代子 氏(南山大学)
    海に生きる女性―船上生活者と海女 ―
  • 飯田卓 氏(国立⺠族学博物館)
    海を越えて続く鉄路―現代に生きる渋沢敬三のフィールドワーク観―
  • 加藤幸治 氏(武蔵野美術大学)
    自民俗誌の可能性―農漁民の覚醒―
コメンテーター

松田睦彦 氏(国立歴史⺠俗博物館)

後藤 明 氏(南山大学)

総合討論司会

山本志乃(神奈川大学)

丸山泰明(神奈川大学)