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2021.09.21

工学部物質生命化学科 岡本専太郎 教授らの研究者グループが発表した論文が、Advances In Engineering( AIE )のウェブサイトで紹介されました

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工学部物質生命化学科 岡本専太郎 教授をはじめとする研究者グループが発表した論文が、工学的に特に重要度の高い論文として選ばれ、Advances In Engineering( AIE )のウェブサイトにて紹介されました。AIEは、科学技術全般にわたる分野の投稿論文を精査し、特に優秀なものを定期的に紹介しているサイトです。最新鋭の工学研究に関する情報が共有でき、研究者や技術者の間でも高い評価を得ています。

研究内容

【論文タイトル】
Cobalt-catalyzed [2 + 2 + 2] cycloaddition copolymerization of diyne and internal alkyne monomers to highly branched polymers
:ジインと内部アルキンモノマーのコバルト触媒[2+2+2]環化付加共重合による高分岐ポリマーの合成

 

【執筆者】
Kikuta, N., Shindo, T., Sugiyama, Y., Yamada, T., & Okamoto, S. (2021).

 

【論文の内容】
独自に開発したコバルト触媒を使った触媒的アルキン[2+2+2]環化付加反応を重合反応として利用することで,ハイパーブランチポリマー(多分岐高分子)を合成するための簡単で再現性の高い高効率の方法を開発しました。このアプローチにより、不溶物の生成やゲル化を伴わない円滑な重合が可能になり、この手法が機能性高分子を含む他のポリマー合成に拡張される可能性を示唆しました。

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