お知らせ
2021.07.28
工学研究所の松井 正之 客員教授が、米国・パデュー大学PRISMセンターの「PRISM賞」を受賞しました
工学研究所の松井 正之 客員教授が、2021年7月19日に米国・パデュー大学PRISMセンターの「PRISM賞」を受賞しました。この賞はPRISMセンター創設30周年を記念したもので、副題が“exceptional contributions to Innovations in Artifacts Science and Models”とされており、中でも顕著な業績を上げた研究者に対して贈られます。
Nominations for this award consider nominees that:
1. are prominent leaders and scholars in the research field of PRISM/PGRN,
2. and like you, have provided PRISM/PGRN researchers with significant advice on research directions and ideas for collaborative projects, over many years.
テーマおよび研究内容
テーマの人工体のあるべき姿の探求、人工体科学(artifacts science)研究とその技術は、本学に転任後に始めた発展的テーマであり、『Springer Briefs in Business』として、2冊の英書にまとめられ公開された。
この成果をベースに工学研究所プロジェクトとして企業ロボット開発研究所が設立され今日に至っている。当該研究所は、経営工学科教授の石井 信明 先生が代表として活動をしている。
受賞コメント
本賞により、神奈川大学転任後に展開してきた自然対人工体研究が、New academic discipline (個体学?)としてのパイオニアであることが認められたことが嬉しい。
これは、人工体のあるべき姿の探求の一里塚であり、今後さらに、新たな探求を切り拓いていく活動が期待されているように受け止めている。
受賞に際して、ここに本学名誉教授の成田 清正先生の教えに感謝して謝意を申し上げます。