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2020.08.06

経営学部 中見 真也 准教授が「食と農・流通(小売・外食)における新型コロナウイルス対策 懸賞論文・提言」において、審査員特別賞を受賞しました

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2020年6月30日、経営学部の中見真也准教授ほか3名の特別研究員が、公益財団法人 流通経済研究所主催「食と農・流通(小売・外食)における新型コロナウイルス対策 懸賞論文・提言」において、審査員特別賞を受賞しました。この賞は、360件以上の論文・政策提言の中から、審査員による査読の結果「学術マーケティング・消費者行動研究分野」において唯一贈られた賞で、「アフターコロナ時代も見越したうえで、事例分析を通じて健康経営というコンセプトを学術的な見地から提唱している」という点が高く評価されました。

受賞に際し、中見准教授は 「この度は、Withコロナ、Afterコロナを踏まえたニューノーマルと呼ばれる時代背景の中で、『審査員特別賞』を受賞出来ましたことを大変うれしく思います。我々4名は一般社団法人社会的健康戦略研究所の学術面での特別研究員を務めており、『健康経営は、経営成果に資するか』、および『学域、職域、地域において、健康リテラシーをどのように上げていくべきか』を常に学術面から研究し、職域チームと連動しながら、それを社会実装出来るよう努力を続けています。『健康経営』とは、神奈川大学が掲げるSDGsの精神そのものであり、持続的な社会の実現を目指し、神奈川大学経営学部の研究者として、また教員として、引き続き、研究面で精進を重ねていきたいと思っています」とコメントされました。

研究内容

テーマ 「ニューノーマル時代における流通業者主導型『健康経営』の可能性」

本論文では、コロナ禍を踏まえた上でのニューノーマルの時代において、流通業者が取るべき方向性として健康経営をどう位置付け、顧客(消費者)が求める健康とは何か、また流通業者はそれに対してどう対応すべきか、さらに健康経営視点の事業活動が流通業者の企業業績にどのように連動するのかを議論しています。

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