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2019.05.13

情報システム創成学科 清水庸平さん(藤岡研究室)が電子情報通信学会情報セキュリティ(ISEC)研究会において情報セキュリティ研究奨励賞を受賞しました

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このたび、情報システム創成学科2017年度卒業の清水庸平さん(藤岡研究室)が、電子情報通信学会情報セキュリティ(ISEC)研究会において情報セキュリティ研究奨励賞を受賞しました。

この賞は、定期研究会における若手研究者の優秀な研究発表に対して授与される賞であり、清水さんは、2018年3月に行われた定期研究会で「背面処理を用いたカードベース暗号における不正を考慮したプロトコルの提案」という論文テーマで発表を行い、今回の受賞に至りました。

今回の発表内容は、カードベース暗号という分野における背面処理という不正が行われる可能性がある操作に対し、不正の方法について検討し、不正ができないようなプロトコルを考案、提案したものです。この結果は今後、他の暗号の開発・改良にも役立つことが期待されています。

清水さんは今回の受賞を受け、「研究会に参加したこと自体がほとんど思い出作りのようなものだったので受賞できたことには驚きました。受賞できたのは藤岡先生や佐々木先生、また院生の先輩やカードベースの研究をなさっていた研究者様達のおかげだとおもいます。ありがとうございました。」とコメントしました。