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2018.06.14

工学研究科 馬鳥夏美さん(曽我部研究室)が「第41回 学生設計優秀作品展」において、レモン賞を受賞しました

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工学研究科 馬鳥夏美さん(曽我部研究室)が「第41回 学生設計優秀作品展」において、レモン賞を受賞しました

第41 回 学生設計優秀作品展(通称「レモン展」)は、40年という長きにわたって継続する数少ない卒業設計作品展です。
大学・専門学校建築科の卒業設計から優秀作品を一堂に集めて展示することで、日本の建築設計教育の高い水準を示すと同時に、学生の方々にとって相互の刺激の機会となり教育効果が期待される貴重な設計展として行われています。

馬鳥さんは、愛媛県今治市大三島での研究活動から、地方における人口減少と空き家問題を目の当たりにしたことが今回の作品テーマを決めたきっかけとなりました。また大三島は瀬戸内海に浮かぶ島で昔から神の島としても知られています。
豊かな自然と繊細な瓦屋根の連なる美しい風景に心惹かれ、その風景を残すために移住者に大三島の魅力を知ってもらう暮らしの場として、空き家の改修をテーマに提案をまとめました。

今回の受賞について馬鳥さんは、「このような賞を頂き光栄です。大三島に足繁く通い、島の方と交流を深め、楽しい時間を過ごしたことで、作品と大三島への思い入れがさらに強くなりました。自分がどこまで現実にある問題に対して改善策を提案できるかはとても難しい問題でしたが、作品がここまで成長したのは、ご指導頂いた先生方や研究室の先輩方のおかげです。ありがとうございました」とコメントされました。

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