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2018.02.28

工学研究科 岸 優樹さん(藤岡研究室)が電子情報通信学会情報セキュリティ(ISEC)研究会において情報セキュリティ研究奨励賞を受賞しました

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このたび、工学研究科経営工学専攻 博士前期課程2年の岸 優樹さん(藤岡研究室)が、電子情報通信学会情報セキュリティ(ISEC)研究会において情報セキュリティ研究奨励賞を受賞しました。

この賞は、定期研究会における若手研究者の優秀な研究発表に対して授与される賞であり、岸さんは、2017年12月に行われた定期研究会で「MinalpherにおけるMCが安全性に与える影響 ~ 6ラウンドでの結果 ~」という論文テーマで発表を行い、今回の受賞に至りました。

今回の発表内容は、2014年に日本電信電話株式会社・三菱電機株式会社・福井大学により開発された改ざん検知暗号「Minalpher」の安全性をより高めるための実験による結果であり、この結果は今後、他の暗号の開発・改良にも役立つことが期待されています。

岸さんは今回の受賞を受け、「このような賞をいただき、光栄に思うと同時に身の引き締まる思いです。また、今回の受賞は自分だけの力ではなく、指導いただいた研究室の藤岡先生、協力してくれた4年生の後輩たちの力があってこそのものです。この結果を踏まえ、しっかり修士論文につなげたいと思います」とコメントしました。